Critical
Critical
日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
この脆弱性は、不適切なユーザ入力の検証に起因します。攻撃者は、Webインターフェイスの影響を受けるフィールドに入力を巧妙に細工することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。これらの脆弱性に対しては回避策がありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20150204-wbx
該当製品
脆弱性のある製品
- Cisco WebEx Meetings Serverバージョン1.0
- Cisco WebEx Meetings Serverバージョン1.1
- Cisco WebEx Meetings Serverバージョン1.5
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
- Cisco WebExクラウドサービス
- Cisco WebEx Meetings Server 2.0
- Cisco WebEx Meetings Server 2.5
詳細
Cisco WebEx Meetings Serverの管理Webインターフェイスにおける脆弱性により、認証されたリモートの攻撃者が、該当システムおよび該当システムによって管理されるデバイスで任意のコマンドを実行する可能性があります。
この脆弱性は、不適切なユーザ入力の検証に起因します。攻撃者は、Webインターフェイスの影響を受けるフィールドに入力を巧妙に細工することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。Cisco WebEx Meetings Serverのコマンドインジェクションの脆弱性が不正利用されると、攻撃者がルートユーザとして基盤となるオペレーティングシステムで任意のコマンドを実行する可能性があります。
この脆弱性は、Cisco Bug ID CSCuj40460(登録ユーザ専用)として文書化され、Common Vulnerabilities and Exposures(CVE)IDとしてCVE-2015-0589が割り当てられています
回避策
修正済みソフトウェア
ソフトウェアのアップグレードを検討する場合は、http://www.cisco.com/go/psirt のシスコ セキュリティ アドバイザリ、応答、および通知のアーカイブや、後続のアドバイザリを参照して侵害の可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
推奨事項
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
URL
改訂履歴
リビジョン 1.0 | 2015年2月4日 | 初版リリース |
利用規約
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