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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20150128-psc-xmlee
該当製品
脆弱性のある製品
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
詳細
この脆弱性は、XML外部エンティティの不適切な処理に起因します。攻撃者は、巧妙に細工されたHTTP要求をPrime Service Catalog Simple Object Access Protocol(SOAP)ベースのWebサービスに送信することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。攻撃を完了するには、攻撃者はCisco Prime Service Catalogから到達可能なサーバも必要です。エクスプロイトに成功すると、攻撃者はホストのオペレーティングシステムに保存されているデータにアクセスしたり、システムリソースを消費したり、DoS状態を引き起こしたりする可能性があります。開示されたデータには、秘密鍵やパスワードなどの機密情報が含まれている可能性があります。
この脆弱性は、Cisco Bug ID CSCup92880(登録ユーザ専用)として文書化され、Common Vulnerabilities and Exposures(CVE)IDとしてCVE-2015-0581が割り当てられています
この脆弱性の特性を踏まえ、シスコでは、ソフトウェアのアップデートをインストールした後で、新しい公開/秘密キーペアを生成し、そのキーペアに対する新しい証明書を取得し、該当するすべての展開に対して新しい証明書と関連するキーペアを適切にインストールすることを推奨いたします。また、ホストオペレーティングシステムおよびポリシーオーケストレーション統合へのアクセス用のパスワードを変更することも推奨します。
回避策
修正済みソフトウェア
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
シスコは、このドキュメントで説明されている脆弱性を修正するために、Prime Service Catalog 10.1と、9.4.1、9.4.1R2、10.0、および10.0R2のパッチをリリースしました。
ソフトウェアのダウンロード
Cisco Prime Service Catalogソフトウェアは、Cisco.comのSoftware Center(http://www.cisco.com/cisco/software/navigator.html)からダウンロードできます[製品] > [クラウドおよびシステム管理] > [クラウド管理] > [Intelligent Automation for Cloud] > [Intelligent Automation for Cloud 3.1] > [Prime Service Catalogパッチ]
適切なプラットフォーム(WindowsまたはLinux)を選択し、Prime Service Catalogバージョン9.4.1、9.4.1 R2、10.0、および10.0R2用のxFireホットフィックスをダウンロードします。
推奨事項
不正利用事例と公式発表
このアドバイザリで説明されている脆弱性は、社内テストまたはサポートケースの解決中に発見されました。また、脆弱性はAlexios Dimitriadisによって独立して発見され、シスコに報告されました。
URL
改訂履歴
リビジョン 1.0 | 2015年1月28日 | 初回公開リリース |
利用規約
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