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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
この脆弱性は、不十分なファイルアクセスコントロールに起因します。攻撃者は、悪意のあるファイルを作成してACEにコピーし、そのファイルを特定のCLIコマンドの入力として使用することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。
シスコは脆弱性を確認しましたが、ソフトウェアアップデートは利用できません。
この脆弱性をエクスプロイトするには、攻撃者がターゲットデバイスに対して認証を行い、ローカルネットワークアクセスを取得する必要があります。これらのアクセス要件により、不正利用が成功する可能性が低くなる可能性があります。
シスコは、この脆弱性を報告していただいたRauscherネットワークXのJens Krabbenhoeft氏に感謝いたします。
該当製品
脆弱性のある製品
- Cisco ACE 4700シリーズ(A5)バージョン3.0以前
- Cisco ACE30 Application Control Engineモジュールバージョン3.0(0)A5(3.1)
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
信頼できるユーザだけがローカルシステムにアクセスできるようにすることを推奨します。
影響を受けるシステムを監視することを推奨します。
修正済みソフトウェア
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
1.0 | Cisco ACE 4710 Application Control Engineのコマンドラインインターフェイスには、認証されたローカルの攻撃者がターゲットシステムの権限を昇格させる可能性のある脆弱性が存在します。更新プログラムは利用できません。 | 適用外 | Final | 2015年8月26日 |
利用規約
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