Medium
Medium
日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
この脆弱性は、Phone Decoderが特定のReal-Time Transport Protocol(RTP)パケットを処理する方法に起因します。攻撃者は、登録済みの電話機を呼び出し、ユーザの応答を待ってから、不正なRTPパケットをユーザの電話機に送信することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。エクスプロイトに成功すると、電話機が応答しなくなって、DoS状態になる可能性があります。
シスコはこの脆弱性を確認し、ソフトウェアアップデートをリリースしました。
この脆弱性をエクスプロイトするには、攻撃者はまずターゲットの電話機を呼び出し、不正なRTPパケットを送信する前にユーザに電話への応答を依頼する必要があります。攻撃者は、この要件なしでは、この脆弱性を不正利用することはできません。
シスコはCVSSスコアを通じて、機能不正利用コードが存在することを示していますが、このコードが一般に公開されているかどうかは不明です。
該当製品
脆弱性のある製品
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
影響を受けるシステムを監視することを推奨します。
修正済みソフトウェア
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
1.0 | 初版リリース | 適用外 | Final | 2015年6月29日 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
本アドバイザリの記述内容に関して情報配信の URL を省略し、単独の転載や意訳を施した場合、当社が管理した情報とは見なされません。そうした情報は、事実誤認を引き起こしたり、重要な情報が欠落していたりする可能性があります。 このドキュメントの情報は、シスコ製品のエンドユーザを対象としています。