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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
この脆弱性は、デフォルト設定の認証設定が不適切であることに起因します。攻撃者は、巧妙に細工されたXML要求を該当デバイスに送信することにより、この脆弱性を不正利用する可能性があります。この不正利用により、攻撃者はリモートで音声ストリームを聞いたり、電話をかけたりできる可能性があります。
シスコは脆弱性を確認しましたが、ソフトウェアアップデートは利用できません。
この脆弱性をエクスプロイトするには、攻撃者がファイアウォールの背後にある信頼できる内部ネットワークにアクセスし、巧妙に細工されたXML要求をターゲットデバイスに送信する必要があります。このアクセス要件により、不正利用が成功する可能性が低くなる可能性があります。
シスコは、この脆弱性を報告していただいたTech AnalysisのChris Watts氏に感謝いたします。
シスコは、この脆弱性に対処する新しいソフトウェアを2015年4月10日までにリリースする予定です。
該当製品
脆弱性のある製品
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
管理者は、該当するデバイスの設定でXML実行認証を有効にすることを推奨します。
信頼できるユーザだけにネットワークアクセスを許可することを推奨します。
管理者は、堅実なファイアウォール戦略を使用して、影響を受けるシステムを外部からの攻撃から保護できます。
IPベースのアクセスコントロールリスト(ACL)を使用して、信頼できるシステムだけに該当システムへのアクセスを許可することを検討することもできます。
影響を受けるシステムを監視することを推奨します。
修正済みソフトウェア
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
1.0 | Cisco Small Business SPA 300および500シリーズIPフォンには、認証されていないリモートの攻撃者が機密情報にアクセスできる可能性のある脆弱性が存在します。更新プログラムは利用できません。 | 適用外 | Final | 2015年3月19日 |
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