Medium
Medium
日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
この脆弱性の原因は、該当ソフトウェアでのユーザ入力の検証が不十分なことにあります。攻撃者は、ディレクトリトラバーサルシーケンスを含む巧妙に細工されたWeb要求をシステムに送信することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。この不正利用により、攻撃者はWebインターフェイス経由で通常公開されない特定のファイルにアクセスできる可能性があります。
この脆弱性を不正利用する機能コードは一般に公開されています。
シスコはこの脆弱性を確認しましたが、ソフトウェアアップデートは提供されていません。
脆弱性を不正利用するには、攻撃者は巧妙に細工されたHTTP要求を該当システムに送信する必要があります。ネットワーク設定によっては、攻撃者は信頼できる内部ネットワークにアクセスする必要があります。このアクセス要件により、攻撃が成功する可能性が制限される可能性があります。
該当製品
脆弱性のある製品
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
管理者は、信頼できるユーザだけにネットワークアクセスを許可することを推奨します。
管理者は、IPベースのアクセスコントロールリスト(ACL)を使用して、信頼できるシステムだけが該当システムにアクセスできるようにすることを検討できます。
影響を受けるシステムを監視することを推奨します。
修正済みソフトウェア
推奨事項
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
1.0 | 初版リリース | 適用外 | Final | 2014-Dec-22 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
本アドバイザリの記述内容に関して情報配信の URL を省略し、単独の転載や意訳を施した場合、当社が管理した情報とは見なされません。そうした情報は、事実誤認を引き起こしたり、重要な情報が欠落していたりする可能性があります。 このドキュメントの情報は、シスコ製品のエンドユーザを対象としています。