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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
この脆弱性は、不適切なユーザ認証と不適切なセッション管理に起因します。認証されていないリモートの攻撃者は、巧妙に細工されたHTTP要求をWebユーザインターフェイスに送信することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。この脆弱性の不正利用に成功すると、ユーザクレデンシャルを含む機密情報が明らかになる可能性があります。 シスコはこの脆弱性に対処する無償のソフトウェアアップデートをリリースしました。現在のところ、この脆弱性を軽減する回避策はありません。このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20130918-pc
該当製品
脆弱性のある製品
- Cisco Prime Central for HCS Assuranceバージョン1.0.1
- Cisco Prime Central for HCS Assuranceバージョン1.1
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
詳細
Cisco Prime Central for HCS AssuranceのWebフレームワークにおける脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者が、ユーザクレデンシャルを含むシステムの機密情報にアクセスする可能性があります。
この脆弱性は、不適切なユーザ認証と不適切なセッション管理に起因します。攻撃者は、巧妙に細工されたHTTP要求をWebユーザインターフェイスに送信することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。
Cisco Prime Central for HCS Assuranceでは、TCPポート8443および9090で外部WebクライアントからのHTTPS接続が可能です。
この脆弱性は、Cisco Bug ID CSCud32600(登録ユーザ専用)として文書化され、Common Vulnerabilities and Exposures(CVE)IDとしてCVE-2013-3473が割り当てられています。
回避策
ネットワーク内のシスコデバイスに適用可能な他の対応策は、このアドバイザリの付属ドキュメントである『Cisco Applied Intelligence』にて参照できます。https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/viewAMBAlert.x?alertId=30636
修正済みソフトウェア
シスコは、Cisco Prime Central for HCS Assuranceバージョン9.1.1でこの問題を修正しました。
ソフトウェアのアップグレードを検討する場合は、http://www.cisco.com/go/psirt のシスコ セキュリティ アドバイザリ、応答、および通知のアーカイブや、後続のアドバイザリを参照して侵害の可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
推奨事項
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
この脆弱性は、NCC ResearchのBen Williams氏によってシスコに報告されました。
URL
改訂履歴
リビジョン 1.0 | 2013年9月18日 | 初版リリース |
利用規約
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