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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco ASA 5500シリーズ適応型セキュリティアプライアンス(ASA)のファームウェアには、認証されていないリモートの攻撃者がターゲットシステムの機密情報にアクセスできる可能性のある脆弱性が存在します。
この脆弱性は、ターゲットシステムをカットスルーしようとする際の不適切なプロキシ認証に起因します。 認証されていないリモートの攻撃者は、この脆弱性を不正利用してユーザをシステムに対する認証に誘導することで、機密情報にアクセスする可能性があります。成功した場合、攻撃者はこの情報を使用してさらに攻撃を開始する可能性があります。
シスコはこの脆弱性を確認し、ソフトウェアアップデートをリリースしました。
この脆弱性を不正利用するには、攻撃者は信頼できる内部ネットワークにアクセスする必要があります。 このアクセス要件により、不正利用が成功する可能性が低くなります。
シスコはCVSSスコアを通じて、機能不正利用コードが存在することを示していますが、このコードが一般に公開されているかどうかは不明です。
該当製品
シスコは、次のリリースノートでバグID CSCtx42746を確認しました。Cisco ASA暫定リリースノート
脆弱性のある製品
8.4.3(8)よりも前のバージョンのCisco ASA 5500シリーズ適応型セキュリティアプライアンス(ASA)のファームウェアには脆弱性が存在します。
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
適切なアップデートを適用することを推奨します。
信頼できるユーザだけにネットワークアクセスを許可することを推奨します。
管理者は、特権を持つユーザだけに管理システムまたは管理システムへのアクセスを許可することを推奨します。
影響を受けるシステムを監視することを推奨します。
修正済みソフトウェア
有効な契約を結んでいるシスコのお客様は、CiscoのSoftware Centerからアップデートを入手できます。契約を結んでいないシスコのお客様は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)に1-800-553-2447または1-408-526-7209で連絡するか、tac@cisco.comに電子メールでアップグレードを入手できます。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
1.0 | 初版リリース | 適用外 | Final | 2012年5月16日 |
利用規約
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