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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco IOSソフトウェアには、認証されたリモートの攻撃者がサービス妨害(DoS)状態を引き起こす可能性のある脆弱性が存在します。
この脆弱性は、Cisco IOSソフトウェアによるログインバナーの不適切な処理に起因します。 認証されたリモート攻撃者は、2つのセッションを使用してSSH経由でログインすることで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。 成功すると、攻撃者はデバイスのリロードを引き起こし、その結果DoS状態が発生する可能性があります。
シスコはソフトウェアリリースノートで脆弱性を確認し、更新されたソフトウェアをリリースしました。
この脆弱性を不正利用するには、攻撃者はSSH経由でターゲットデバイスにログインできる必要があります。 アクセス要件は、影響を受けるシステムの現在のユーザに対してエクスプロイトのソースを制限します。 正当なユーザが2つのSSHセッションを使用してログインしようとすると、不正利用が誤って発生する可能性があります。
該当製品
シスコは、Cisco Bug ID CSCto62631でこの脆弱性を確認しました。
脆弱性のある製品
Cisco IOSソフトウェアバージョン12.2(58)SEには脆弱性が存在します。
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
適切なアップデートを適用することを推奨します。
管理者は、banner loginコマンドを無効にすることを検討できます。
影響を受けるシステムを監視することを推奨します。
修正済みソフトウェア
契約が有効なシスコのお客様は、CiscoのSoftware Centerからアップデートを入手できます。契約をご利用でないお客様は、1-800-553-2447または1-408-526-7209のCisco Technical Assistance Center(TAC)に連絡するか、tac@cisco.comのEメールでアップグレードを入手できます。
推奨事項
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
1.0 | 初版リリース | 適用外 | Final | 2011年8月24日 |
利用規約
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