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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
CiscoWorks Common Servicesには、認証されていないリモートの攻撃者によるクロスサイトスクリプティング攻撃を可能にする、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
この脆弱性は、URLパラメータを介して該当アプリケーションに提供される不正なユーザ入力の検証が不適切なことに起因します。 認証されていないリモートの攻撃者は、この脆弱性を不正利用して悪意のあるリンクを表示するようにユーザを誘導する可能性があります。 成功した場合、攻撃者は該当サイトのセキュリティコンテキストでユーザのブラウザで任意のスクリプトまたはHTMLコードを実行する可能性があります。
エクスプロイトコードが入手可能です。
シスコはこの脆弱性を確認し、アップデート済みソフトウェアをリリースしています。
この脆弱性を不正利用するには、攻撃者はユーザを悪意のあるリンクに誘導する必要があります。 攻撃者は、電子メールまたはインスタントメッセージでリンクを提供する可能性があります。
ユーザのブラウザで悪意のあるスクリプトを実行する機能を示す機能不正利用コードが公開されています。
この脆弱性は、Sense of SecurityのBrett Gervasoni氏によって発見され、シスコに報告されました。
該当製品
シスコは、Cisco Bug ID CSCto12704(登録ユーザ)で脆弱性を確認しました。
脆弱性のある製品
CiscoWorks Common Servicesバージョン3.3以前には脆弱性が存在します。
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
適切なアップデートを適用することを推奨します。
不審な送信元や認識されていない送信元からの電子メールメッセージを開かないよう推奨します。電子メールメッセージに含まれるリンクや添付ファイルが安全かどうかをユーザーが確認できない場合は、開かないことをお勧めします。
影響を受けるシステムを監視することを推奨します。
修正済みソフトウェア
契約が有効なシスコのお客様は、CiscoのSoftware Centerからアップデートを入手できます。契約をご利用でないお客様は、1-800-553-2447または1-408-526-7209のCisco Technical Assistance Center(TAC)に連絡するか、tac@cisco.comのEメールでアップグレードを入手できます。
推奨事項
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
1.0 | 初版リリース | 適用外 | Final | 2011年5月18日 |
利用規約
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