Medium
Medium
日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco Unified Operations Managerには、認証されていないリモートの攻撃者によるクロスサイトスクリプティング攻撃を可能にする、複数のクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
この脆弱性は、影響を受けるアプリケーションを構成する特定のスクリプトに対するユーザ入力の検証が不十分であることに起因します。 認証されていないリモートの攻撃者は、この脆弱性を不正利用して悪意のあるリンクを表示するようにユーザを誘導する可能性があります。 成功すると、攻撃者はクロスサイトスクリプティング攻撃を実行し、機密情報にアクセスする可能性があります。
エクスプロイトコードが入手可能です。
シスコはこの脆弱性を確認し、アップデート済みソフトウェアをリリースしています。
攻撃者は、ユーザの関与なしにこの脆弱性を直接不正利用することはできません。 攻撃者は、電子メールやインスタントメッセージで提供された可能性のある悪意のあるリンクをユーザに見せる必要があります。
これらの脆弱性は、Sense of SecurityのBrett Gervasoni氏によって発見され、シスコに報告されました。
該当製品
シスコは、Cisco Bug ID CSCtn61716(登録ユーザ)でこの脆弱性を確認しました。
脆弱性のある製品
Cisco Unified Operations Managerの8.6より前のバージョンが影響を受けます。
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
適切なアップデートを適用することを推奨します。
不審な送信元や認識されていない送信元からの電子メールメッセージを開かないよう推奨します。電子メールメッセージに含まれるリンクや添付ファイルが安全かどうかをユーザーが確認できない場合は、開かないことをお勧めします。
影響を受けるシステムを監視することを推奨します。
修正済みソフトウェア
契約が有効なシスコのお客様は、CiscoのSoftware Centerからアップデートを入手できます。契約をご利用でないお客様は、1-800-553-2447または1-408-526-7209のCisco Technical Assistance Center(TAC)に連絡するか、tac@cisco.comのEメールでアップグレードを入手できます。
推奨事項
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
1.0 | 初版リリース | 適用外 | Final | 2011年5月18日 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
本アドバイザリの記述内容に関して情報配信の URL を省略し、単独の転載や意訳を施した場合、当社が管理した情報とは見なされません。そうした情報は、事実誤認を引き起こしたり、重要な情報が欠落していたりする可能性があります。 このドキュメントの情報は、シスコ製品のエンドユーザを対象としています。