Critical
Critical
日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Microsoft Active Template Library(ATL)とヘッダーを使用する特定のシスコ製品は、リモートコード実行に対して脆弱な可能性があります。場合によっては、この脆弱性をMicrosoft Internet Explorerに対して不正利用し、キルビットバイパスを実行する可能性があります。この脆弱性を不正利用するには、攻撃者は悪意のあるWebサイトにアクセスするようユーザを誘導する必要があります。
シスコは、この脆弱性の影響を受ける製品の無償ソフトウェアアップデートをリリースする予定です。この脆弱性を軽減する回避策があります。
このアドバイザリは、https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20090728-activex で公開されています。
該当製品
脆弱性のある製品
次の製品は、この脆弱性に該当します。
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Cisco Unity 4.x、5x.および7.x
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
次のシスコ製品は、この脆弱性の影響を受けないことが確認されています。
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Cisco AnyConnect VPN Client
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Cisco Adaptive Security Device Manager(ASDM)
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Cisco Building Broadband Service Manager(BBSM)
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Cisco Catalystオペレーティングシステム(Catalyst OS)
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Cisco Computer Telephony Integration Object Server(CTI)
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Cisco IOS ソフトウェア
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Cisco IP/TV
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Cisco MeetingPlace
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Cisco Mobile Wireless Fault Mediator(MWFM)
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Cisco NACアプライアンス(旧称Cisco Clean Access)
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Cisco Secure Access Control Server(ACS)
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Cisco Secure Desktop
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Cisco Security Agent
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Cisco Security Monitoring Analysis and Response System(MARS)
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Cisco SSL VPN Client(SVC)
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Cisco Unified Contact Center Express(Unified CCX)
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Cisco Video Surveillance Media Server(VSMS)
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CiscoWorks LAN Management Solution(LMS)
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WebEx
詳細
Microsoftは、Microsoft Windowsシステム用のSoftware Development Kit(SDK)に付属するActive Template Library(ATL)ヘッダーの脆弱性を確認しており、シスコ製品で使用されています。一般に、この脆弱性がActiveXコントロールによって公開されると、クライアントのシステムでリモートコードが実行される可能性があります。
詳細については、次のURLにあるMicrosoftセキュリティ情報を参照してください。http://www.microsoft.com/technet/security/Bulletin/MS09-035.mspx
この脆弱性の影響を受けるシスコ製品については、次のバグIDが記載されています。
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CSCta71728(登録ユーザ専用)
回避策
ActiveXの攻撃と軽減方法に関する一般的な情報は、次のリンク先で確認できます。http://www.cisco.com/web/about/security/intelligence/actX-ALPI_amiddleton.html
修正済みソフトウェア
アップグレードを検討する場合は、http://www.cisco.com/go/psirt と後続のアドバイザリも参照して、問題の解決状況と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードする機器に十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新しいリリースで引き続き適切にサポートされていることの確認を十分に行ってください。情報に不明な点がある場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)または契約を結んでいるメンテナンス プロバイダーにお問い合せください。
不正利用事例と公式発表
Cisco PSIRTでは、本アドバイザリに記載されている脆弱性がシスコ製品に対して悪用された事例は確認しておりません。
URL
改訂履歴
リビジョン 1.0 |
2009年7月28日 |
初版リリース |
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