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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco Video SurveillanceサービスプラットフォームおよびCisco Video Surveillance統合サービスプラットフォーム用のCisco Video Surveillance Stream Manager(VSM)ファームウェアには、巧妙に細工されたパケットを受信したシステムでリブートを引き起こす可能性のあるサービス拒否(DoS)の脆弱性が存在します。
Cisco Video Surveillance 2500シリーズIPカメラには情報漏洩の脆弱性があり、認証されたユーザが脆弱性のあるカメラの任意のファイルを表示できる可能性があります。
シスコはこれらの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。これらの脆弱性を軽減する回避策はありません。
このアドバイザリは、https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20090624-video で公開されています。
該当製品
脆弱性のある製品
次の製品に脆弱性が存在します。
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Cisco Video Surveillance Stream Managerファームウェア、5.3より前のバージョンのCisco Video Surveillance Services Platform用
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Cisco Video Surveillance Stream Managerファームウェア、5.3より前のバージョンのCisco Video Surveillance統合サービスプラットフォーム用
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Cisco Video Surveillance 2500シリーズIPカメラファームウェアバージョン2.1より前
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
他のシスコ製品においてこのアドバイザリの影響を受けるものは、現在確認されていません。
詳細
Cisco Video SurveillanceサービスプラットフォームおよびCisco Video Surveillance統合サービスプラットフォームは、DoS状態に対して脆弱です。攻撃者は、巧妙に細工されたパケットをUDPポート37000に送信することで、この脆弱性を不正利用し、重要なプロセスのクラッシュを引き起こし、結果としてシステムリブートを引き起こす可能性があります。この脆弱性は、Cisco Bug ID CSCsj47924(登録ユーザ専用)として文書化され、Common Vulnerabilities and Exposures(CVE)IDとしてCVE-2009-2045が割り当てられています。
Cisco Video Surveillance 2500シリーズIPカメラには、情報漏洩の脆弱性が存在します。認証されたユーザは、カメラの設定に応じて、脆弱性のあるカメラにアクセスし、TCPポート80(HTTP)または443(HTTPS)の組み込みWebサーバを介して任意のファイルを表示できます。この脆弱性は、Cisco Bug ID CSCsu05515(登録ユーザ専用)およびCSCsr96497(ワイヤレスカメラ)として文書化され、Common Vulnerabilities and Exposures(CVE)IDとしてCVE-2009-2046が割り当てられています。
回避策
これらの脆弱性に対する回避策はありませんが、ネットワークフィルタを使用することで脆弱性を緩和できます。脆弱性のあるCisco Video Surveillance Services PlatformおよびIntegrated Services Platformシステムでは、信頼できるホストに対するUDPポート37000へのアクセスを制限することが推奨されます。Cisco Video Surveillance 2500シリーズIPカメラでは、信頼できるホストに対してTCPポート80および443へのアクセスを制限することを推奨します。
ネットワーク内のシスコ デバイスに適用可能な他の対応策は、このアドバイザリの付属ドキュメントである『Cisco Applied Mitigation Bulletin』を参照してください。以下のリンクから入手できます。
修正済みソフトウェア
アップグレードを検討する場合は、http://www.cisco.com/go/psirt と後続のアドバイザリも参照して、問題の解決状況と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードする機器に十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新しいリリースで引き続き適切にサポートされていることの確認を十分に行ってください。情報に不明な点がある場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)または契約を結んでいるメンテナンス プロバイダーにお問い合せください。
Cisco Video Surveillance Services Platformバージョン5.3用のCisco Video Surveillance Stream Managerファームウェアは、次の場所からダウンロードできます。
Cisco Video Surveillance Integrated Services Platformバージョン5.3用のCisco Video Surveillance Stream Managerファームウェアは、次の場所からダウンロードできます。
Cisco Video Surveillance 2500シリーズIPカメラファームウェアバージョン2.1は、次の場所からダウンロードできます。
推奨事項
不正利用事例と公式発表
Cisco PSIRT では、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表は確認しておりません。
これらの脆弱性はシスコによって発見されました。
URL
改訂履歴
リビジョン 1.0 |
2009年6月24日 |
初版リリース |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
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