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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco ASAソフトウェアバージョン8.0.4(28)以前には、認証されていないリモートの攻撃者によるクロスサイトスクリプティング攻撃を可能にする脆弱性が存在します。
この脆弱性は、WebVPNのクライアントレスモード機能での不十分な入力検証に起因します。 攻撃者は、この脆弱性を不正利用してクロスサイトスクリプティング攻撃を実行し、サイトのセキュリティコンテキスト内のユーザのブラウザセッションで任意のHTMLまたはスクリプトコードを実行する可能性があります。
このクロスサイトスクリプティング攻撃を実証するプルーフオブコンセプトコードを利用できます。
シスコはこの脆弱性を確認し、ソフトウェアアップデートをリリースしました。
この脆弱性を不正利用するには、WebVPN機能のクライアントレスモードを有効にする必要があります。 攻撃者は、巧妙に細工されたHTTPヘッダーをブラウザに挿入できる必要があります。これには、JavaScriptやFlashなどのWebアプリケーションテクノロジーを使用する必要があります。 これらの要因により、攻撃の可能性が低下します。
この不正利用により、攻撃者はWebVPNセッションCookieを取得し、VPNデバイスへの不正アクセスを取得できる可能性があります。
該当製品
脆弱性のある製品
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
適切なアップデートを適用することを推奨します。
影響を受けるシステムへのアクセスを信頼できるユーザに制限することを推奨します。
未承諾のリンクは使用しないことをお勧めします。 ユーザは、予期しないリンクを追跡する前に、その信頼性を確認する必要があります。
修正済みソフトウェア
契約が有効なシスコのお客様は、CiscoのSoftware Centerからアップデートを入手できます。 契約をご利用でないお客様は、1-800-553-2447または1-408-526-7209のCisco Technical Assistance Center(TAC)に連絡するか、tac@cisco.comのEメールでアップグレードを入手できます。
推奨事項
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
1.0 | 初版リリース | 適用外 | Final | 2009年4月1日 |
利用規約
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