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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
5.3.235.0よりも前のバージョンのCisco Unified MeetingPlaceには、認証されていないリモートの攻撃者によるクロスサイトスクリプティング攻撃を可能にする脆弱性が存在します。
この脆弱性は、Cisco Unified MeetingPlaceによるパラメータのフィルタリングが不十分であることに起因します。 認証されていないリモートの攻撃者は、この脆弱性を不正利用して、悪意のあるリンクを追跡するようにユーザを誘導する可能性があります。 このリンクにアクセスすると、Cisco Unified MeetingPlaceサイトのセキュリティコンテキストにおいて、ユーザのブラウザセッション内で任意のスクリプトコードまたはHTMLが実行される可能性があります。
シスコは、セキュリティ対策でこの脆弱性を確認し、更新されたソフトウェアをリリースしました。
この脆弱性を不正利用するには、攻撃者は電子メールメッセージ内で提供されている可能性のある悪意のあるURLにユーザを誘導する必要があります。 エクスプロイトの前に、ユーザは影響を受けるアプリケーションへの有効なログインセッションを持っているか、エクスプロイトの試みの一部としてログインしている必要があります。 不正利用に成功すると、攻撃者はCisco Unified MeetingPlaceアプリケーション内のユーザのブラウザセッションで任意のスクリプトコードを実行する可能性があります。 この不正利用により、攻撃者はブラウザベースの機密情報にアクセスしたり、ユーザとして該当サイトでアクションを実行したりする可能性があります。
ソフトウェアバージョン5.3.333.0以降では、正しい形式のXMLメッセージを返すように修正されています。
該当製品
シスコは、Cisco Bug ID CSCsi33940に対処するセキュリティ応答を次のリンクでリリースしました。cisco-sr-20070808-mp
脆弱性のある製品
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
使用可能なソフトウェアアップデートを適用することを推奨します。
信頼できないWebサイトにはアクセスしないことをお勧めします。
信頼できない送信元からの電子メールを開かないよう推奨します。
未承諾のリンクは使用しないことをお勧めします。 ユーザは、信頼できる送信元からの予期しないリンクを追跡する前に、そのリンクの信頼性を確認する必要があります。
クロスサイトスクリプティング攻撃と方法の詳細については、Cisco適用対応策速報『クロスサイトスクリプティングの脅威ベクトルについて』を参照してください。
修正済みソフトウェア
契約が有効なシスコのお客様は、CiscoのSoftware Centerからアップデートを入手できます。契約をご利用でないお客様は、1-800-553-2447または1-408-526-7209のCisco Technical Assistance Center(TAC)に連絡するか、tac@cisco.comのEメールでアップグレードを入手できます。
推奨事項
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
1.0 | 初版リリース | 適用外 | Final | 2007年8月8日 |
利用規約
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