日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
過度に長いパスワードを入力すると、脆弱なデバイスで任意のコードを実行できる可能性があります。この脆弱性は、4.2.11および5.0.5より前のACNSソフトウェアリリースを実行しているすべてのデバイスとハードウェアモジュールに影響を与えます。回避策は、CE GUIサーバをディセーブルにすることです。
このアドバイザリは、https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20031210-ACNS-authで確認できます。
該当製品
脆弱性のある製品
4.2.11または5.0.5より前のACNSソフトウェアバージョンを実行しているすべてのシスコ製品が影響を受けます。ACNSをサポートするハードウェアモデルは次のとおりです。
- コンテンツルータ4400シリーズ
- Content Distribution Manager 4600シリーズ
- Content Engine 500および7300シリーズ
- Ciscoルータ2600、3600、および3700シリーズ用Content Engineモジュール
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
ACNSバージョン5.1はこれらの脆弱性の影響を受けません
他のシスコ製品においてこのアドバイザリの影響を受けるものは、現在確認されていません。詳細
過度に長いパスワードを入力すると、認証モジュールでバッファオーバーフローを引き起こすことができます。これにより、攻撃者が該当デバイスで任意のコードを実行できる可能性があります。
この脆弱性には、Cisco Bug ID CSCeb25596(登録ユーザ専用)とCSCeb27087(登録ユーザ専用)が割り当てられています。
回避策
no gui-server enable(GUIサーバが有効でない)
修正済みソフトウェア
この脆弱性は、ACNSの4.2.11および5.0.5リリースで修正されています。
アップグレードを検討する場合は、http://www.cisco.com/go/psirt と後続のアドバイザリも参照して、問題の解決状況と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードする機器に十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新しいリリースで引き続き適切にサポートされていることの確認を十分に行ってください。情報に不明な点がある場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)または契約を結んでいるメンテナンス プロバイダーにお問い合せください。
推奨事項
不正利用事例と公式発表
この脆弱性はシスコ内部でのテストによって発見されました。
URL
改訂履歴
リビジョン 1.0 |
2003年12月10日 |
初回公開リリース |
利用規約
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