データ シート
Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.5 および 8.6
シスコ ユニファイド コミュニケーションは、固定およびモバイル ネットワーク上に音声、ビデオ、データ、およびモバイルのアプリケーションを統合して、いつでもどこからでも容易にコラボレーションを実現するソリューションです。
製品の概要
Cisco Unified Communications Manager(UCM)は、シスコ ユニファイド コミュニケーション ソリューションの強力なコール処理コンポーネントです。拡張性が高く分散可能で、アベイラビリティの高いエンタープライズ コール処理ソリューションです。
Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6 の新機能
Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6 は、バージョン 8.5 の TCO およびビデオ機能に基づき、主要なコール処理プラットフォーム、コンピュータ テレフォニー インテグレーション(CTI)、およびTrivial File Transfer Protocol(TFTP)の拡張性の向上、ベース OS への重要なアップグレードの導入、および Windows 7 および 64 ビット Windows クライアントのサポートの追加を行っています。このリリースでは、Cisco Unified Communications Manager 上で Cisco TelePresence® System EX60 および EX90 モデルをネイティブでサポートし、アドホック会議のリソースとして Binary Floor Control Protocol(BFCP)、ビデオの暗号化、および Cisco TelePresence MCU などの重要な機能によって E20 上の機能セットを拡張することで、統合されたコール制御を強化しています。表 1 に、Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6 に追加された主な機能を示します。
表 1 Cisco UCM 8.6 の新機能
Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.5 の新機能
主要機能と利点
コラボレーションのニーズが進化するのに合わせて、Cisco Unified Communications Manager もそのニーズを満たすように進化を続けています。Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.5 では、組織の TCO の低減と、エンドユーザおよびシステム管理者のコミュニケーション エクスペリエンスの向上に役立つ機能が追加されています。最新リリースの主な機能は次のとおりです。
- Cisco Unified Communications Manager Session Management Edition:バージョン 8.5 では、Cisco SIP アーリー オファー(Early Offer)や SIP の正規化および透過性などの機能により、Cisco Unified Communications Manager Session Management Edition のサポートが大幅に強化されています。Cisco Unified Communications Manager Session Management Edition は、SIP トランキングおよびルーティングを一元化します。トランキングを統合することで、複雑なネットワークを簡素化し、コストを削減します。また、音声アプリケーションとポリシー制御を集約できます。
- HD ビデオの相互運用性:Cisco Unified Communications Manager により、IP 電話と Client Services Framework(CSF)ベースのクライアント、Cisco TelePresence エンドポイント、およびサードパーティ ビデオ エンドポイントなど、シスコ クライアント間でのインターワーキングがサポートされるようになりました。このサポートは H.264 ビデオ標準に対応し、Cisco Media Experience Engine が活用されます。Communications Manager により、それらのエンドポイント間での HD 解像度のコールがサポートされるようになりました。
- Cisco Cius™ のサポート:Cisco Unified Communications Manager 7.1(5)、8.5、およびそれ以降では、モバイル コラボレーション用の Cisco Cius ビジネス タブレットがサポートされます。シスコおよび Android マーケットプレイスの複数のコラボレーション アプリケーションにアクセスすることで、モバイル ワーカーとオフィス ワーカーの生産性を向上させることができます。
- ネイティブなモバイル ユニファイド コミュニケーション クライアントのサポート:Cisco Unified Communications Manager 8.5 は、モバイル ユニファイド コミュニケーション クライアントのシスコのスイートにネイティブ サポートを追加します。この結果、モバイル プロキシ サーバが必要なくなるため、モバイル ユニファイド コミュニケーションの導入が大幅に簡素化され、それらのクライアントを Cisco Unified Communications Manager に直接接続できるようになります。Cisco Unified Communications Manager 8.5 では、モバイル ユニファイド コミュニケーション クライアント向けの DVO と LCR の強化も追加されました。コンタクト センターの機能強化と、ウィスパー コーチングおよびエージェント グリーティングのネイティブ サポートが Cisco Unified Communications Manager 8.5 に追加されています。シスコおよびサードパーティ製の自動音声応答(IVR)ソリューション向けの CTI(J/TAPI)を通して告知メッセージとモニタリング トリガーが表示され、コンタクト センターが Cisco Unified Communications Manager 8.5 を使用して、一貫性のある優れたカスタマー エクスペリエンスを実現しながら、エージェントとスーパーバイザに有用な情報を提供できるようになります。
- ユニファイド コミュニケーション用のシングル サインオン(SSO):Cisco Unified Communications Manager 8.5 では、SSO ソリューションのユーティリティがユニファイド コミュニケーション環境に拡張されます。Cisco Unified Communications Manager の User Pages ベース、CTI Manager ベース、および CSF ベースのクライアントにより、統合 Windows ログインがサポートされます。このオープンで標準ベースの SSO 実装により、スケーラブルでセキュアなソリューションが実現します。また、今後のリリースではアプリケーションのサポートが追加されます。
表 2 に、Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.5 に含まれる新機能を示します。
表 2 Cisco Unified Communications Manager 8.5 の新機能
製品仕様
プラットフォーム
アプライアンス モデルは、Cisco MCS プラットフォーム上にあらかじめインストールされたソフトウェアを使用するタイプのコール処理プラットフォームです。このソフトウェアは、お客様がお持ちの同等のサーバでも利用できるように DVD キットとして販売されています。アプライアンスには、オペレーティング システムと Cisco Unified Communications Manager アプリケーションが収録されたファームウェア イメージが 1 つ付属しています。アプライアンスへのアクセスにはグラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)を使用します。また、コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して診断や基本的なシステム管理、たとえばサービスの開始と停止やアプライアンスの再起動を実行することができます。オペレーティング システムにアクセスする必要はありません。ディスク スペース モニタリング、システム モニタリング、アップグレードなどのシステム管理作業はすべて GUI で制御します。アプライアンスでのオンボード エージェントがサポートされなくなった代わりに、サードパーティ アプリケーションと緊密に統合できるよう、Cisco Unified Communications Manager の管理インターフェイスの機能は強化されています。
Cisco Unified Communications Manager 8.5(2) より、VMware vSphere 4(ESXi 4.0)上の Cisco Unified Communications Manager がサポートされるようになりました。このサポートにより、Cisco UCM を Cisco Unified Computing System プラットフォーム上で実行できます。そのため、Cisco Unified Communications Manager 管理者は、企業ニーズを満たす形での Cisco Unified Communications Manager の配置方法や配置場所をより柔軟に設定できるようになりました。初期のサポートでは、Cisco UCS B200 M1 および UCS C210 M1 プラットフォームのサポートを行います。
さらに、SNMP インターフェイスに Overall Syslog Performance MIB が追加されました。サービサビリティ インターフェイスにはアプライアンス固有のカウンタが追加されています。プログラミング インターフェイスでは、データベース コマンド insert、update、および delete を実行できるようになりました。セキュリティを強化するために、Cisco Security Agent for Cisco Unified Communications Manager があらかじめアプライアンスにインストールされています。
付属ソフトウェア
- Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.5(コール処理およびコール制御アプリケーション)が付属しています。
- Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.5 構成データベースには、システムおよびデバイスの構成情報(ダイヤル プランなど)が格納されています。
- Cisco Unified Communications Manager Administration ソフトウェアが付属しています。
- Cisco Unified Mobility サービスが付属しています。
- Cisco Unified Communications Manager CDR Analysis and Reporting Tool(CAR)は、コール詳細レコード(CDR)を元にコール レポートを作成するためのソフトウェアです。ユーザ別コール、ゲートウェイを通過したコール、コール品質の簡易表示、CDR 検索メカニズムなどの機能があります。このツールには限定的なデータベース管理機能もあり、たとえばデータベース サイズに基づくレコードの削除を実行できます。
- Cisco Unified Communications Manager Bulk Administration Tool(BAT)は、管理者がデバイスおよびユーザの追加、削除、および更新の操作を一括して実行するためのツールです。バージョン 6 で、コール検索スペース、デバイス プール、Cisco Survivable Remote Site Telephony(SRST)などのデータベース情報のエクスポートとインポートの機能が追加されています。バージョン 8.5 ではさらに、ハント パイロット リスト、CTI ルート グループ、変換パターン、プレゼンス グループ、メッセージ待機、モビリティ情報などの多数の機能が追加され、ソリューションが強化されています。
- Cisco Unified Communications Manager Attendant Console アプリケーションは、今後は Cisco Unified Communications Manager には付属せず、サポートもされません。
- Cisco Unified Communications Manager RTMT は、Cisco Unified Communications Manager クラスタ内のコンポーネントの挙動をリアルタイムにモニタリングします。Cisco Unified Communications Manager 8.5 の RTMT 機能には Analysis Manager が含まれており、Cisco Unified Communications Manager、Cisco Unified Communications Manager Business Edition、Cisco Unified Customer Voice Portal、Cisco Unified Intelligent Contact Management Enterprise、Cisco Unified Contact Center Express、Cisco IOS® Gateway デバイスおよび Cisco IOS ACS、Cisco Unified Expert Advisor、Cisco Unified Contact Center Enterprise の診断をサポートします。このツールは、HTTP および TCP を使用してデバイスのステータス、システム パフォーマンス、デバイスの検出、および CTI アプリケーションを監視します。また、トレース/ログ ファイル管理の機能も備えており、トレース/ログの全ファイル ダウンロードのスケジューリングや、トレース/ログ ファイル内のユーザ定義イベント、およびトレース/ログ ファイルのリアルタイム モニタリングなどが可能です。Cisco TAC FTP サーバにトレース ファイルをアップロードして保存することもできます。問題が見つかったときに、Cisco Unified Communications Manager RTMT から電子メールやポケットベルを使って通知することもできます。システムの問題のトラブルシューティングを行うときは、HTTP を使用してこのツールから直接デバイスに接続します。
- Cisco Conference Bridge アプリケーションは、Cisco Unified Communications Manager で使用可能なソフトウェア会議ブリッジ リソースを提供します。
- Cisco Unified IP Phone Address Book Synchronizer は、Microsoft Outlook または Outlook Express のアドレス帳と Cisco Personal Address Book とを同期させるためのソフトウェアです。Cisco Personal Address Book をインストールして設定すると、Cisco Unified IP Phone Configuration Web サイトからこの機能にアクセスできるようになります。
- Cisco Unified Communications Manager Locale Installer は、Cisco Unified Communications Manager のユーザおよびネットワークのロケールをインストールするためのツールです。英語以外の言語のサポートを追加する場合に使用します。ロケールを設定すると、サポート対象のインターフェイスでは表示テキストが翻訳され、国別の電話音の利用が可能になります。また、TAPS のプロンプトが選択した言語で表示されるようになります。このアプリケーションは必要に応じてシスコの Web サイトからダウンロードできます。
- Cisco Dialed Number Analyzer はサービサビリティのツールです。特定の番号のダイヤリング プランを分析するときに使用します。
- Cisco Unified Communications Manager Assistant は、ビジネス環境で多忙な管理アシスタントとそのマネージャに必要なコール ルーティングおよび表示機能を備えたソフトウェアです。PC ベースのコンソール アプリケーションと Cisco Unified IP Phone のさまざまなソフト キーおよび表示ペインを組み合わせることで、ユーザの職務に応じたツールとなり、その環境で効率的に呼管理を行うことができます。この機能は、電話機上の XML サービスとして利用することもできます。
- Cisco Unified Communications Manager JTAPI プラグインは、JTAPI を使用して Cisco Unified Communications Manager と相互作用するアプリケーションをホストするすべてのコンピュータにインストールされます。JTAPI のリファレンス文書とサンプル コードが付属しています。
- Cisco Telephony Service Provider には、Cisco TAPI サービス プロバイダー(TSP)と Cisco WAV ドライバが含まれており、TAPI アプリケーションでシスコ ユニファイド コミュニケーション システム上でのコールの発信や受信を行うときに使用されます。
Cisco Unified Communications Manager の SIP サポート機能を利用するには、シスコおよびその他のメーカーから発売されている IETF RFC 3261 準拠デバイスなどの回線側デバイスで SIP がサポートされている必要があります。シスコの SIP 準拠デバイスには、Cisco Unified IP Phone 7905G、7912G、7940G、7960G モデルなどがあります。また、SIP は Cisco Unified IP Phone 7906G、7911G、7931G、7941G、7941G-GE、7942G、7945G、7961G、7961G-GE、7962G、7965G、7970G、7971G、7975G、8961、9951、および 9971 モデルで利用できるほか、Cisco Unified IP Phone 拡張モジュール 7914 および Cisco Unified IP Color Key 拡張モジュールでも利用できます。
RFC 3261 準拠の SIP トランク インターフェイスが用意されているので、SIP トランク上でのビデオ コールのサポートが可能となり、Cisco Unity® および Cisco Unified MeetingPlace® と共に使用した場合の会議機能とアプリケーション サポートが向上します。
CAC は、制約された WAN リンクでの音声 Quality of Service(QoS)の維持に役立つ機能です。十分な WAN 帯域幅がない場合は、代替の Public-Switched-Telephone-Network(PSTN)ルートに自動的にコールが転送されます。構成データベースへの Web インターフェイスを使用して、デバイスおよびシステムの設定をリモートから行うことができます。また、ユーザと管理者のために HTML ベースのオンライン ヘルプが用意されています。
Cisco Unified Communications Manager では、RSVP エージェント機能がサポートされています。シスコ製ルータの RSVP エージェントによって、クラスタ内のトポロジがハブアンドスポークでなくても CAC を実行できるようになります。異なるクラスタの 2 つのロケーション間でコールがルーティングされるときに、ハブを通過せず直接ルーティングされるので、代替ネットワーク トポロジを採用することができ、ネットワークを効率的に利用できます。RSVP ではアプリケーション ID をサポートし、特定のアプリケーションおよびサブ アプリケーションを RSVP 予約と関連付けることができます。最初は音声とビデオをサポートします。
Cisco Unified Communications Manager の管理のためのプロトコルとして SNMP がサポートされているため、サービスに影響を及ぼす可能性のある条件に基づいてトラップを設定し、報告を受けることができ、またトラップをリモート モニタリング システムに送信することもできます。
システム機能の概要
- Alternate Automatic Routing(AAR)
- Analysis Manager:表 1 は機能の要約です。Analysis Manager がサポートする製品は次のとおりです。
- Cisco Unified Communications Manager
- Cisco Unified Communications Manager Business Edition
- Cisco Unified Customer Voice Portal
- Cisco Unified Intelligent Contact Management Enterprise
- Cisco Unified Contact Center Express
- Cisco IOS Gateway デバイスおよび Cisco IOS ACS
- Cisco Unified Expert Advisor
- Cisco Unified Contact Center Enterprise
- Skinny Client Control Protocol(SCCP)および SIP におけるアナンシエータのサポート
- 音声メッセージ待機インジケータ(AMWI)
- 帯域幅自動選択
- Automatic Route Selection(ARS)
- パフォーマンス情報およびリアルタイム情報を使用する AXL Simple Object Access Protocol(SOAP)API
- Basic Rate Interface(BRI)エンドポイントのサポート:BRI エンドポイントを SCCP デバイスとして登録
- CAC
- ロケーション ベースのコール アドミッション制御による静的モデリング
- 音声およびビデオにおける CAC 区別のための RSVP クラスタ間およびクラスタ内アプリケーション ID を使用した動的アドミッション制御
- コール カバレッジ
- 内部/外部コールに基づく転送
- カバレッジ パス外の転送
- カバレッジ パス上の最大時間に関するタイマー
- Time-of-Day
- コール表示の抑制
- コール保存:コール処理の失敗時の冗長機能および自動フェールオーバー機能
- 暗号化/非暗号化コールの通話録音
- 帯域幅自動選択のためのコーデック サポート:G.711(mu-law、a-law)、G.722、G.722.1、G.723.1、G.728、G.729A/B、Global System for Mobile-Enhanced Full Rate(GSM-EFR)、Global System for Mobile-Full Rate(GSM-FR)Internet Low Bitrate Codec(iLBC)、iSAC、広帯域オーディオ(プロプライエタリ方式の 16 ビット分解能、16 kHz サンプリング レート オーディオ)、および Cisco TelePresence デバイス用の Advanced Audio Codec(AAC)
- ディジット分析とコール処理(ディジット文字列の挿入、削除、ストリッピング、ダイヤル アクセス コード、ディジット文字列変換、およびダイヤル パターン変換)
- データベース耐障害性による、次の機能のアベイラビリティ向上
- エクステンション モビリティ
- 全コール転送
- MWI
- プライバシー
- デバイス モビリティ
- Do Not Disturb(着信拒否)
- エンドユーザとアプリケーション ユーザの CTI 用認証局プロキシ機能(CAPF)
- モニタリング
- ハント グループ
- クラスタ内でデバイスが移動したときにロケーション固有情報を変更(デバイス モビリティの機能)
- ダイヤル プランのパーティション化
- 分散型コール処理
- IP ネットワーク全体へのデバイスとアプリケーションの展開
- 仮想クラスタ(Cisco Unified Communications Manager サーバ 8 台まで)による拡張性、冗長性、およびロード バランシング
- Cisco Unified IP Phone 最大数:Cisco Unified Communications Manager サーバあたり 7,500 台、サーバ クラスタあたり 30,000 台(構成によって異なる)
- Busy-Hour Call Completion(BHCC)最大数:Cisco Unified Communications Manager サーバあたり 100,000、サーバ クラスタあたり 250,000(構成によって異なる)
- H.323 ゲートキーパーによるクラスタ間拡張性(100 を超えるサイトまたはクラスタまで可能)
- クラスタ内機能および管理の透過性
- コールのボイスメールへの転送(iDivert)
- External Call Control:Cisco Unified Communications Manager の外でルーティング決定を行うための API(ルーティング ルール インターフェイス)を提供
- Fax over IP:G.711 パススルーと Cisco Fax Relay
- 強制承認コードおよびクライアント識別コード
- 特定デバイスとの H.323 インターフェイス
- H.323 FastStart(インバウンドおよびアウトバウンド)
- ホットラインと Private Line Automated Ringdown(PLAR)
- ハント グループ:ブロードキャスト、サーキュラ方式、最長アイドル方式、リニア方式、ログインとログアウト
- Cisco Intercompany Media Engine で、企業間の B2B コミュニケーションをサポート
- 拡張性、CAC、および冗長性のための、H.323 ゲートキーパーへのインターフェイス
- IPv4
- クライアント ユーザ インターフェイス用の言語サポート(言語は個別に指定)
- マルチロケーション:ダイヤル プランのパーティション
- 複数の ISDN プロトコルのサポート
- 複数の Cisco Unified Communications Manager プラットフォームのリモート管理およびデバッグ ユーティリティ
- RTMT によるパッケージ化されたアラート、モニタ ビュー、および履歴レポート
- オペレーティング システムのツールおよび SNMP を使用した、アプリケーション パフォーマンスのリアルタイムおよび履歴によるモニタリング
- 監視したデータの収集サービス
- オフネットのシステム モニタリングおよびアラート用リモート ターミナル サービス
- リアルタイムのイベント モニタリングと共通 Syslog への出力
- トレースの設定と収集ユーティリティ
- オンボード デバイス統計のブラウザ表示
- クラスタ全体のトレース設定ツール
- トレース収集ツール
- サイト間 CAC によるマルチサイト(WAN 間)機能
- Off-Premises Extension(OPX)
- 発信規制
- アウトオブバンド Dual Tone MultiFrequency(DTMF)
- プログラマブルな回線キー
- ルートが使用不可能な場合の PSTN フェールオーバー:AAR
- Q.SIG
- ISO 13868 に定められた名前アラート(Connected Name Identification Presentation(SSCONP)機能の一部)
- 基本コール
- ID サービス
- 全般的な機能手順
- コールバック:ISO/IEC 13870:2nd Edition, 2001-07(Completion of Calls to Busy Subscriber(CCBS)および Call Completion on No Reply(CCNR))
- 着信転送:(SS-CFB(通話時)、SS-CFNR(無応答時)、SS-CFU(無条件))、ISO/IEC 13872 および ISO/IEC 13873, First Edition 1995:転送スイッチングまたは再ルーティングによる着信転送
- 結合によるコール転送
- H.323 Annex M.1(Q.SIG over H.323):Annex M.1 に関する ITU 勧告
- 表示抑制:Calling Name Identification Restriction(CNIR)、Connected Line Identification Restriction(COLR)、および Connected Name Identification Restriction(CONR)
- ループ防止、転送のカウンタと理由、ループ検出、番号への転送、転送番号、元の着信名と番号、元の転送の理由、およびリダイレクト名
- MWI
- パスの置換 ISO/IEC 13863, 2nd Edition 1998 および ISO/IEC 13974, 2nd Edition 1999
- トランク(MGCP ゲートウェイ)経由のステーション
- 自動フェールオーバーおよび自動アップデートでの JTAPI および TAPI アプリケーションの使用
- 自動フェールオーバーおよびリカバリに対応したデバイス(電話、ゲートウェイ、およびアプリケーション)ごとの Cisco Unified Communications Manager の三重の冗長性
- トランク グループ
- MGCP BRI のサポート(ETSI BRI basic-net3 ユーザ側のみ)
- セキュリティ
- 会議の全参加者に会議のセキュリティを提供
- 設定可能な操作モード:非セキュアまたはセキュア モード
- デバイスの認証:新型電話に組み込まれた X.509v3 証明書。ローカルで有効な証明書を電話にインストールする場合には、CAPF を使用します。
- データ整合性:トランスポート レイヤ セキュリティ(TLS)暗号 NULL-SHA のサポート。メッセージが伝送中に改ざんされておらず信頼できることを証明するために SHA1 ハッシュが付加されます。
- Cisco Unified Communications Manager は、Cisco Unified Communications Manager Administration、Cisco Unified Communications Manager Serviceability、Cisco Unified Communications Manager User Pages、および Cisco Unified Communications Manager CDR Analysis and Reporting Tool のセキュア HTTP サポートを提供します。
- プライバシー:シグナリングおよびメディアの暗号化。Cisco Unified IP Phone 7906G、7911G、7921G、7940G、7931G、7941G、7941G-GE、7942G、7945G、7960G、7961G、7961G-GE、7962G、7965G、7970G、7971G、および 7975G の各モデル、Cisco Unified SRST、および MGCP ゲートウェイが含まれます。
- ディレクトリに関する Secure Sockets Layer(SSL):サポートするアプリケーションとしては、Cisco Unified Communications Manager Bulk Administration Tool(BAT、Cisco Unified Communications Manager CDR Analysis and Reporting Tool、Cisco Unified Communications Manager Admin User Pages、Cisco Unified Communications Manager Assistant Admin Pages、Cisco Unified IP Phone Options Pages、Cisco Conference Connection、Cisco CTI Manager、Cisco Unified Communications Manager Extension Mobility、および Cisco Unified Communications Manager Assistant があります。
- シスコをルートとする X.509v3 証明書を備えた USB eToken を使用して、電話に対応した Certificate Trust List(CTL)ファイルを生成し、クラスタのセキュリティ モードを設定します。
- 電話のセキュリティ:TFTP ファイル(構成およびファームウェアのロード)は、TFTP サーバの自己署名証明書によって署名されます。Cisco Unified Communications Manager のシステム管理者は、IP 電話の HTTP および Telnet を無効にすることができます。
- SIP トランク(RFC 3261)および回線側(RFC 3261 ベースのサービス)がサポートされます。
- Cisco Unified SRST がサポートされます。
- Service Advertisement Framework - コール制御の検出
- 共有リソースおよびアプリケーションの管理と設定
- トランスコーダ リソース
- 会議ブリッジ リソース
- 共有リソース デバイスのトポロジ面での関連付け(会議ブリッジ、保留音(MoH)ソース、およびトランスコーダ)
- Media Termination Point(MTP):SIP トランクおよび RFC 2833 のサポート
- アナンシエータ(システムトーキー)
- 無音圧縮および音声アクティビティ検出(VAD)
- サイレント モニタリング
- Simplified North American Numbering Plan(NANP)および非 NANP のサポート
- Session Management Edition の SIP ルーティング(一元化)
- SIP トランク コール アドミッション制御(SIP CAC)
- T.38 ファックスのサポート(H.323、MGCP、および SIP)
- サードパーティ製アプリケーションのサポート
- ブロードキャスト ページング:Foreign Exchange Station(FXS)による
- MWI 対応の Simplified Message Desk Interface(SMDI)
- 指定された FXS ゲートウェイでのフックフラッシュ機能
- TSP 2.1
- ハント リスト、コール ピックアップ、コール転送のサポート
- JTAPI 2.0 サービス プロバイダー インターフェイス
- ハント リスト、コール ピックアップ、コール転送のサポート
- 課金およびコール統計
- 構成データベース API(Cisco AXL)
- 時間、曜日、および月日に基づくルーティングおよび制限
- 料金抑制:ダイヤル プランのパーティション
- 不正通話の防止
- トランク間転送の防止
- 発信者が電話を切った時点での会議コールのドロップ
- 強制承認コードが必須
- デバイスとシステムの統合構成
- 統合ダイヤル プラン
- ビデオ コーデック:H.261、H.263、H.264、および Cisco Wideband Video Codec(Cisco Unified Video Advantage)
- ビデオ テレフォニー(SCCP、H.323、および SIP)
ユーザ機能の概要
注: アスタリスク(*)が付いている項目は、Cisco Unified Communications Manager 7.0 における SIP サポートを示しています。
- *短縮ダイヤル
- *応答/応答リリース
- *自動応答とインターコム
- *コールバック ビジー、ステーションへの応答なし
- *コール接続
- *コール カバレッジ
- *コール転送:すべて(オフネットおよびオンネット)、通話中、無応答、帯域幅なし、および登録なし
- *コールの保留/復帰
- コールの結合
- *コール パーク/ピックアップ
- *コール ピックアップ グループ:共通
- *コール ピックアップ通知(音声または表示)
- *回線ごとのコール ステータス(状態、通話時間、および番号)
- *コール ウェイティング/復帰(設定可能な警報音付き)
- *発信回線 ID(CLID)、発信者名前表示(CNID)
- 発信者番号表示禁止(CLIR)コール バイ コール
- *会議バージ
- *会議チェーン
- *会議リストと会議参加者の削除(アドホック会議)
- *着信番号表示
- *ダイヤル イン(DID)、ダイヤル アウト(DOD)
- *ビジー ランプ フィールド(BLF)によるダイレクト コール パーク
- *電話からのディレクトリ ダイヤル:企業、個人
- *ディレクトリ:非接続コール、発信コール、受信コールのリストを指定の IP 電話に保存
- *ネット ステータスのオン/オフごと、ライン アピアランスごと、および電話ごとの固有呼び出し音
- *Do Not Disturb(呼び出し音を鳴らさず着信拒否)
- *最後の会議参加者の削除(アドホック会議)
- *エクステンション モビリティ
- *Extension Mobility Cross Cluster
- *電話からのエクステンション モビリティ PIN の変更
- *ハンズフリー、全二重方式のスピーカーフォン
- *電話から HTML ヘルプへのアクセス
- *電話サービス用 HTTPS(エクステンション モビリティなど)
- *保留復帰
- *ボイスメールへの即時転送
- *ウィスパー機能付きインターコム
- *Join Across Lines(回線をまたいで参加)
- *最後の番号のリダイヤル(オフネットおよびオンネット)
- *ハント グループのログインとログアウト
- 悪意のある発信者の識別およびトレース
- *マネージャ/アシスタント サービス(Cisco Unified Communications Manager Assistant アプリケーション)プロキシ回線のサポート
- マネージャ機能:即時転送、Do Not Disturb、全コール転送、代行受信、CLID によるコール フィルタリング、インターコム、および短縮ダイヤル
- アシスタント機能:インターコム、即時転送、全コール転送、およびアシスタント コンソール アプリケーションによるマネージャのコール処理
- *マネージャ/アシスタント サービス(Cisco Unified Communications Manager Assistant アプリケーション)共有回線のサポート
- マネージャ機能:即時転送、Do Not Disturb、インターコム、短縮ダイヤル、バージ、直接転送、および結合
- アシスタント機能:マネージャのコール処理、マネージャのステータスとコールの表示、頻繁に使用される番号のスピード ダイヤル作成、ディレクトリ内での検索、専用回線でのコール処理、即時転送、インターコム、バージ、プライバシー、回線あたりの複数コール、直接転送、結合、コンソールからの DTMF ディジットの送信、およびマネージャ フォンの MWI ステータスの確定
- *マネージャ/アシスタント サービス(Cisco Unified Communications Manager Assistant アプリケーション)システム機能:アシスタントあたり複数のマネージャ(最大 33 回線)および冗長サービス
- *Cisco Unified Communications Manager 6.0 搭載 Cisco Unified IP Phone でマネージャ/アシスタント サービスが利用可能
- *MWI(ビジュアルおよびオーディオ)
- *マルチパーティ会議:アドオン方式のミートミー機能によるアドホック会議
- *1 つのライン アピアランスあたりの複数コール
- *1 台の電話機あたりの複数ライン アピアランス
- *保留音
- *スピーカーフォンおよび受話器の消音機能
- *オンフック ダイヤル
- *ボイスメールからの転送時の発信側情報
- *プライバシー
- *HTTP ブラウザによる電話のリアルタイム QoS 統計
- *最近使用したダイヤル リスト:受信コール、発信コール、自動ダイヤル、およびダイヤル編集
- *サービス URL:IP 電話サービスへのワン ボタン アクセス
- *Single Button Barge(ワンボタン割り込み)
- *1 つのディレクトリ番号、複数の電話:ブリッジ型ライン アピアランス
- *短縮ダイヤル:電話ごとに複数の短縮ダイヤル
- *ステーションのボリューム調節(音声および呼び出し音)
- *転送:ブラインド、コンサルテーション、および回線上の両当事者の直接転送
- *Web アクセスによる、ユーザ定義の短縮ダイヤルおよびコール転送設定
- *ビデオ(SCCP、H.323、および SIP)
- IP 電話用 VPN クライアント
- *電話からの Web サービスへのアクセス
- *Web ダイヤラ:クリックによりダイヤル可能
- *広帯域オーディオ コーデックのサポート:プロプライエタリ方式の 16 ビット分解能、16 kHz サンプリング レート コーデック
Cisco Unified Mobility
Cisco Unified Mobility サービスを使用すると、モバイル ワーカーは業務上の着信コールを IP 電話番号に振り分け、どの携帯電話(またはその他のリモート電話)からでも Cisco Unified IP Phone を使用しているかのように通話を開始できます。着信コールをオフィスの電話または携帯電話で受け、接続を中断せずに両方の間でコールをピックアップして、業務上の通話を携帯電話やその他のリモート電話から開始することができます。Cisco Unified Mobility は Cisco Unified Communications Manager 8.5 に付属しており、次の機能を提供します。
- 許可/ブロック コール フィルタ
- 発信者番号通知
- コール スクリーニングとコール転送
- コール トレース
- Cisco Mobile Voice Access
- デスクトップ ピックアップ
- 8.5 での DTMF 経由の受信
- 携帯電話から直接電話を受信
- DTMF を使用したダイレクト コール パーク
- モバイル コール ピックアップ
- 新しいモビリティ デバイス モデル タイプ
- オンとオフのリモート制御
- 非モバイル番号へのリバース コールバック
- Cisco Unified Mobility でのコールのセキュリティおよびプライバシー
- 1 つのエンタープライズ ボイス メールボックス
- 同時デスクトップ リンギング
- システム管理者が管理できるユーザ プロファイルへのアクセス
- ユーザ ID と個人 ID 番号の保護による音声ベースのアクセス
管理機能の概要
- アプリケーションの検出と SNMP マネージャへの登録
- パフォーマンス情報およびリアルタイム情報を使用する AXL SOAP API
- Cisco Unified Communications Manager BAT(新しいインポートおよびエクスポート機能を含む)
- コール詳細レコード(CDR)
- Cisco Unified Communications Manager CDR Analysis and Reporting Tool
- コール転送理由コードの配信
- 構成データベースの一元管理と複製、および Web ベースの分散型管理レポート
- 電話ごとに設定可能なデフォルトの呼び出し音 WAV ファイル
- 設定可能なコール転送表示
- データベースの自動変更通知
- 電話ごとに設定可能な日付/時刻の表示形式
- 共通 Syslog ファイルへのデバッグ情報の出力
- ウィザードによるデバイスの追加
- デバイスへのダウンロードが可能な機能アップグレード:電話、ハードウェア トランスコーダ リソース、ハードウェア会議ブリッジ リソース、および Voice-over-IP(VoIP)ゲートウェイ リソース
- 大規模システム管理用のデバイスのグループとプール
- デバイス マッピング ツール:IP アドレスと MAC アドレス間
- Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)ブロック IP 割り当て:電話およびゲートウェイ
- Dialed Number Analyzer(DNA)
- 着信番号変換テーブル(着信および発信変換)
- 着信番号識別サービス(DNIS)
- 緊急時連絡サービスの強化
- H.323 クライアント、ゲートウェイ、およびゲートキーパーへの H.323 準拠インターフェイス
- JTAPI 2.0 CTI
- 指定ベンダーの LDAP ディレクトリへの LDAP バージョン 3 ディレクトリ インターフェイス:Active Directory および Netscape Directory Server
- LDAP フィルタリング:カスタマイズされた複数の LDAP フィルタが作成でき、1 つ以上同期アグリーメントに割り当て可能
- 指定の Cisco VoIP ゲートウェイの MGCP シグナリングと制御
- Cisco H.323 ゲートウェイのネイティブ補助サービス
- ペーパーレスを実現する DNIS:ディスプレイ方式による電話のボタン ラベル
- アプリケーションから SNMP マネージャまたはオペレーティング システムのパフォーマンス モニタに収集されるパフォーマンス モニタリング SNMP 統計
- コールごとに記録される QoS 統計
- Redirected DNIS(RDNIS)着信、および発信(H.323 デバイスへ)
- 呼び出し対象ライン アピアランスの選択
- 呼び出し対象電話の選択
- クラスタあたり 1 つの CDR
- シングル ポイント システムおよびデバイスの設定
- デバイス、ユーザ、または回線別に分類可能なコンポーネント インベントリ リスト
- システム イベントのレポートを共通 Syslog またはオペレーティング システムのイベント ビューアに出力
- TAPI 2.1 CTI
- 電話ごとに設定可能な時間帯
- Cisco Unity ソフトウェア ユーザの統合化
- TAPS
- IP 電話にアクセスするための XML API
- コスト不要で電話を自動的に移設
- コスト不要で電話を追加
- データ移行アシスタント
- ログ パーティション モニタ
- 障害回復フレームワーク
- Cisco Security Agent for Cisco Unified Communications Manager
- IP Security(IPSec)および証明書管理
- CDR 配信マネージャ
- CLI
- シリアル、コンソール、Secure Shell(SSH)プロトコルによる拡張リモート アクセス
- Cisco Unified Communications Manager BAT によるプロビジョニングのスケジュール
- トレース収集のスケジュール
- ユーザ定義イベント
- リアルタイム トレース モニタリング
- サービスのダウンタイムを短縮するためのアップグレード プロセスの強化
- 古いハードウェアが新リリースと互換性がない場合にアップグレードするためのアップグレード プロセスの強化
- インストール時間を短縮するためのインストール プロセスの強化
- 自動インストール用インストール応答ファイル
- SNMP トラップ MIB 情報の Syslog への記録
- データベースを変更するための Enhanced AXL SOAP API
SIP トランクおよびエンドポイントのサポート
SIP トランクおよびエンドポイントのサポートによって、SIP およびホスト SIP フォンに対応でき、相互運用性が向上して画期的な利用につながります。Cisco Unified Communications Manager は SCCP フォンと SIP フォンの併用をサポートしているため、SIP に移行する場合にも既存デバイスへの投資が無駄になることはありません。Cisco Unified Communications Manager は、次のような主要 SIP 機能を備えています。
- SIP デバイスのネイティブ サポート
- インターネット サービス プロバイダー(ISP)フォン用 CTI
- SIP デバイスのプレゼンス情報(PUBLISH のサポートを含む)
- SIP に対応するための Fault, Configuration, Accounting, Performance, and Security(FCAPS)拡張機能
- 会議およびプレゼンスなどの外部アプリケーション用の SIP トランク拡張機能
- RFC 3261 に準拠したサードパーティ製 SIP デバイス
- SIP 回線側 RFC:RFC 3261、3262、3264、3265、3311、3515、および 3842
- SIP トランク RFC サポート:RFC 2833、2976、3261、3262、3264、3265、3311、3323、3325、3515、3842、3856、および 3891
ライセンス
アプリケーションおよび電話ソフトウェアには、ライセンスが必要です。設置できるデバイスの最大数は、システムによって管理されます。
- 各種デバイス(Cisco Unified IP Phone、ソフトフォン、サードパーティ製デバイス、およびビデオ デバイス)をシステムに導入するには、その機能と台数に応じた数のデバイス ライセンス ユニット(DLU)が必要になります。Cisco Unified Communications Manager で管理され、その総数によって接続可能なデバイスの最大数が決まります。
- Cisco Unified Communications Manager に接続されるデバイス数をすべてカバーできるだけの数の DLU を購入する必要があります。
- サードパーティ製 SIP デバイスを Cisco Unified Communications Manager で使用する場合も、DLU が必要になります。
Cisco Unified Workspace Licensing
この製品は、Cisco Unified Workspace Licensing(UWL)の一部です。Cisco Unified Workspace Licensing の詳しい情報、およびこのプログラムがお客様に適しているかどうかを判断するための情報については、http://www.cisco.com/jp/go/workspace_licensing/ を参照してください。
ローカリゼーション
サポートしているユーザ ロケール(言語):アラビア語、ブルガリア語、カタルーニャ語、中国語(香港)、簡体字中国語、繁体字中国語、クロアチア語、チェコスロバキア語、デンマーク語、オランダ語、エストニア語、フィンランド語、フランス語、フランス語(カナダ)、ドイツ語、ギリシャ語、ヘブライ語、ハンガリー語、イタリア語、日本語、韓国語、ラトビア語、リトアニア語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語、ポルトガル語(ブラジル)、ルーマニア語、ロシア語、セルビア語、スロバキア語、スロベニア語、スペイン語、スペイン語(ラテンアメリカ)、スウェーデン語、タイ語、およびトルコ語
サポートしているネットワーク ロケール(電話音とそのパターン):アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、コロンビア、キプロス、チェコ、デンマーク、エジプト、フィンランド、フランス、ドイツ、ガーナ、ギリシャ、香港、ハンガリー、アイスランド、インド、インドネシア、アイルランド、イスラエル、イタリア、日本、ヨルダン、ケニア、韓国、レバノン、ルクセンブルク、マレーシア、メキシコ、ネパール、オランダ、ニュージーランド、ナイジェリア、ノルウェー、パキスタン、パナマ、ペルー、フィリピン、ポーランド、ポルトガル、ロシア、サウジアラビア、シンガポール、スロバキア、スロベニア、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、タイ、トルコ、イギリス、アメリカ、ベネズエラ、およびジンバブエ
発注情報
ソフトウェア アップグレード
既存のシステム用に、Cisco Unified Communications Manager 8.5 インストール CD および DVD を購入できます。
Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.5 へのアップグレードを検討中のお客様は、サポート対象サーバのアップグレード プログラムを http://www.cisco.com/go/swonly/ でご確認ください。
ハード ディスク容量 72 GB 以上およびメモリ 2 GB が必要です。
シスコ ユニファイド コミュニケーション サービス
シスコ ユニファイド コミュニケーション サービスは、セキュアで復元力のあるシスコ ユニファイド コミュニケーション ソリューションを展開することで、コストの節約と生産性の向上を促進するサービスです。シスコまたは認定パートナーによって提供されるサービス ポートフォリオは、固定およびモバイル ネットワーク上の音声、ビデオ、データ、およびモバイル アプリケーションを統合する実証済みの手法に基づいています。シスコ独自のサービス ライフサイクル アプローチによって、テクノロジー エクスペリエンスをより良いものにし、ビジネスの優位性を促進することができます。
関連情報
Cisco Unified Communications Manager の詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/unifiedcm/ を参照するか、最寄りのシスコ代理店までお問い合わせください。