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データシートCisco Nexus 9300 プラットフォーム スイッチ製品概要アプリケーション環境を変えることは、これをサポートする IT インフラストラクチャに対して新たな要求を突き付けることになる、と世界中の組織が認識しています。アプリケーション ワークロードは仮想化と非仮想化が混在したサーバおよびストレージ インフラストラクチャ全体に配置されるため、各種のベアメタル環境、仮想化環境、およびクラウド コンピューティング環境では、一貫した接続性、セキュリティ、可視性を提供するネットワーク インフラストラクチャが必要になります。具体的には次のことが求められます。
Cisco Nexus® 9000 シリーズ スイッチには、モジュラ スイッチと固定ポート スイッチがあります。どちらのスイッチも、柔軟性、即応性、コスト効率に優れたアプリケーション セントリック インフラストラクチャを通じて、これらの課題を克服できるように設計されています。 Cisco Nexus 9300 プラットフォームは、データセンター内のトップオブラック(ToR)およびミドルオブロー(MoR)導入向けに設計された固定ポート スイッチで構成され、エンタープライズ アプリケーション、サービス プロバイダーのホスティング、およびクラウド コンピューティング環境をサポートします。これらのスイッチは、レイヤ 2 およびレイヤ 3 のノンブロッキング 10/40 ギガビット イーサネット スイッチで、最大 2.56 テラビット/秒(Tbps)の内部帯域幅をサポートします。 モデル表 1 に、Cisco Nexus 9300 プラットフォーム スイッチ モデルの概要を示します。 表 1. Cisco Nexus 9300 プラットフォーム スイッチ
Cisco Nexus 9332PQ スイッチは、1 ラック ユニット(1 RU)スイッチで、32 個の 40 Gbps 拡張 Quad Small Form-Factor Pluggable(QSFP+)ポートのすべてにおいて 2.56 Tbps の帯域幅と 720 mpps(million packets per second)以上の処理能力を実現しています(図 1)。 図 1. Cisco Nexus 9332PQ スイッチ Cisco Nexus 9372PX および 9372PX-E スイッチは、1 RU のスイッチで、48 個の 10 Gbps 固定 SFP+ ポートと 6 個の 40 Gbps 固定 QSFP+ ポートのすべてにおいて 1.44 Tbps の帯域幅と 1150 mpps 以上の処理能力を実現しています(図 2)。Cisco Nexus 9372PX-E は、Cisco Nexus 9372PX のマイナー ハードウェア リビジョンです。CiscoR NX-OS ソフトウェア モードにおいてハードウェアの拡張が透過的で、機能の同等性を提供します。 図 2 Cisco Nexus 9372PX-E スイッチ Cisco Nexus 9372TX および 9372TX-E スイッチは、1 RU のスイッチで、48 個の 10 Gbps 固定 BASE-T ポートと 6 個の 40 Gbps 固定 QSFP+ ポートのすべてにおいて 1.44 Tbps の帯域幅と 1150 mpps 以上の処理能力を実現しています(図 3)。Cisco Nexus 9372TX-E は、Cisco Nexus 9372TX のマイナー ハードウェア リビジョンです。NX-OS モードにおいてハードウェアの拡張が透過的で、機能の同等性を提供します。 Cisco Nexus 9396PX スイッチは、2 RU のスイッチで、48 個の 10 Gbps 固定 SFP+ ポートと最大 12 個の 40 Gbps 固定 QSFP+ ポートをサポート可能なアップリンク モジュール(このドキュメントの図 9、10、および 11)のすべてにおいて 1.92 Tbps の帯域幅と 1500 mpps 以上の処理能力を実現しています(図 4)。 図 4. 9396PX スイッチ Cisco Nexus 9396TX スイッチは、2 RU のスイッチで、48 個の 1/10GBASE-T 固定ポートと最大 12 個の 40 Gbps 固定 QSFP+ ポートをサポート可能なアップリンク モジュール(このドキュメントの図 9、10、および 11)のすべてにおいて 1.92 Tbps の帯域幅と 1500 mpps 以上の処理能力を実現しています(図 5)。 図 5. Cisco Nexus 9396TX スイッチ Cisco Nexus 93120TX スイッチは、2 RU のスイッチで、96 個の 1/10GBASE-T 固定ポートと 6 個の 40 Gbps 固定 QSFP ポートのすべてにおいて 2.4 Tbps の帯域幅と 750 mpps 以上の処理能力を実現しています(図 6)。 図 6. Cisco Nexus 93120TX スイッチ Cisco Nexus 93128TX スイッチは、3 RU のスイッチで、96 個の 1/10GBASE-T 固定ポートと最大 8 個の 40 Gbps 固定 QSFP+ ポートをサポート可能なアップリンク モジュール(このドキュメントの図 9、10、および 11)のすべてにおいて 2.56 Tbps の帯域幅と 750 mpps 以上の処理能力を実現しています(図 7)。 図 7. Cisco Nexus 93128TX スイッチ すべての Cisco Nexus 9300 プラットフォーム スイッチで、デュアル コア 2.5 GHz の x86 CPU、64 GB ソリッドステート ディスク(SSD)ドライブ、16 GB メモリを使用して、ネットワークのパフォーマンスを強化しています。 Cisco Nexus 9000 シリーズでは、コスト効果の高い最先端の光ファイバにより、既存の 10 ギガビット イーサネット ファイバ(マルチモード ファイバ ストランドのペア)の使用を可能にし、アグリゲーション レイヤまたはスパイン(リーフ/スパイン型構成の場合)に 40 ギガビット イーサネットを導入することにより、既存のデータセンターを迅速かつ簡単にアップグレードすることができます。詳細については、Cisco 40GBASE QSFP モジュールのデータ シート[英語]を参照してください。 Cisco Nexus 9000 シリーズには 2 種類の運用モードがあります。Cisco® NX-OS ソフトウェアを使用すると、標準的な Cisco Nexus スイッチ環境に Cisco Nexus 9000 シリーズを導入できます。また、シスコ アプリケーション セントリック インフラストラクチャ(Cisco ACI™)に対応したハードウェア インフラストラクチャを使用すると、ポリシーベースの自動化されたシステム管理アプローチを最大限に活用できます。 機能と利点Cisco Nexus 9300 プラットフォーム スイッチは、企業のデータセンター、サービス プロバイダーの施設、および大規模な仮想化環境やクラウド コンピューティング環境に ToR、MoR、またはエンドオブロー(EoR)を導入するために設計された、高密度かつ低消費電力のノンブロッキング スイッチです。 このプラットフォームは、既存の銅線ケーブルとファイバ ケーブルを利用できる柔軟なポート構成により、業界トップクラスの密度とパフォーマンスを提供します(表 2 と 3)。また、1/10GBASE-T をサポートしているため、既存の銅線ケーブルで 10 ギガビット イーサネットを構成でき、Cisco Catalyst® 6500 シリーズ スイッチからのアップグレードを低コストで行うことができます(MoR または EoR 構成で使用する場合)。 表 2. Cisco Nexus 9300 プラットフォーム スイッチの特性: 固定ポート スイッチ
表 3. Cisco Nexus 9300 プラットフォーム スイッチの特性:アップリンク モジュール用スロットで構成されたスイッチ
* 標準/最大消費電力の値は、電源回路からの入力に基づきます。電源値(例:650 W AC 電源:N9K-PAC-650W)は、スイッチ内への出力定格に基づきます。 表 4 に、Cisco Nexus 9300 プラットフォームの機能の概要を示します。 表 4. Cisco Nexus 9300 プラットフォーム スイッチの機能
Cisco Nexus 9300 の電源および冷却装置スイッチは、データセンターのホットアイル/コールドアイル型の構成に適応できるように設計されています。ポートが背面になるようにスイッチを設置すると、接続先のサーバとポートの距離が最短になり、サーバ ラック内の配線が簡単になります。ポートが前面になるようにスイッチを設置すると、既存のスイッチ ラック(ネットワーク ケーブルがラックの前面に接続される)を簡単にアップグレードできます。 この 2 つの設置方法では、前面から背面への冷却が可能です。この場合、エアーフローが逆向きの電源モジュールとファン トレイ(図 8 の赤色と青色のタブ)を選択します。 この 2 つの設置方法は、AC 電源で利用可能です。さらに、-48 〜 -60V DC(900 W)の導入に DC 電源 UCSC-PSU-930WDC(ポート側吸気)を使用できます。また、高電圧 AC または DC 環境向けに N9K-PUV-1200W を選択することも可能です。これは 90 〜 277V AC または -200 〜 -380V DC のいずれかと、1 つの電源装置の両方向エアーフローをサポートします。 このプラットフォームでは、可用性を高めるために、80 Plus プラチナ規格に準拠した、ホットスワップ可能な冗長構成の 1+1 電源モジュールと、ホットスワップ可能な冗長構成の 2+1 ファン トレイをサポートしています。 図 8. Cisco Nexus 9300 プラットフォーム スイッチのコンポーネント Cisco Nexus 9300 プラットフォームのアップリンク モジュール Cisco Nexus 9300 プラットフォームを通常のスイッチとして動作させるには、アップリンク モジュールを設置する必要があります。このモジュールは、ユーザによる保守や交換が可能です。3 つのアップリンク モジュールから選択できます。 Cisco Nexus M6PQ および M6PQ-E アップリンク モジュールは、最大 6 個の QSFP+ ポートを搭載しており、サーバまたはアグリゲーション レイヤ スイッチへの 40 ギガビット イーサネット接続を実現します(図 9)。アップリンク モジュールのアクティブポートの数は、Cisco Nexus 93128TX、9396TX、および 9396PX に搭載した場合は 6 個です。Cisco Nexus M6PQ-E は、Cisco Nexus M6PQ のマイナー ハードウェア リビジョンです。NX-OS モードにおいてハードウェアの拡張が透過的で、機能の同等性を提供します。 図 9. Cisco Nexus M6PQ 6 ポート QSFP+ アップリンク カード Cisco Nexus M12PQ アップリンク モジュールは、最大 12 個の QSFP+ ポートを搭載しており、サーバまたはアグリゲーション レイヤ スイッチへの 40 ギガビット イーサネット接続を実現します(図 10)。表 3 に示したように、アップリンク モジュールのアクティブ ポートの数は、Cisco Nexus 93128TX に搭載した場合は 8 個、Cisco Nexus 9396PX と 9396TX に搭載した場合は 12 個です。アップリンク モジュールの 40 ギガビット ポートは、4 個の 10 ギガビット イーサネット ポートのブレークアウト モードをサポートしませんが、QSFP-to-SFP アダプタ(QSA)を使用して 1 つの 10 ギガビット イーサネット ポートに変換することができます。 図 10. Cisco Nexus M12PQ 12 ポート QSFP+ アップリンク カード Cisco Nexus N9K-M4PC-CFP2 アップリンク モジュールは、最大 4 個のポートを搭載しており、アグリゲーションレイヤ スイッチおよびルータへの 100 ギガビット イーサネット接続を実現します(図 11)。また、CFP2 光ファイバのほか、Cisco CPAK 100 Gbps モジュール(コンバータ使用)をサポートします。アクティブ ポートの数は、Cisco Nexus 93128TX に搭載した場合は 2 個、Cisco Nexus 9396PX および 9396TX に搭載した場合は 4 個です。 図 11. Cisco Nexus N9K-M4PC-CFP2 4 ポート 100G アップリンク カード 利用可能な光ファイバ モジュールとサポートされている各モジュールの最小要件となるソフトウェア リリースについては、を参照してください。
導入シナリオCisco Nexus 9300 プラットフォームは、汎用性の高いデータセンター スイッチング プラットフォームです。これは ToR データセンター スイッチ、MoR/EoR アクセスレイヤ スイッチ(Cisco ファブリック エクステンダ テクノロジーの利用の有無を問いません)、または水平方向に拡張可能なリーフ/スパイン型アーキテクチャのリーフ スイッチとして機能できます。 トップオブラック データセンター スイッチ Cisco Nexus 9300 プラットフォームは、高いポート密度、バッファ領域の統合、および優れたパフォーマンスにより、ToR デザインに最適なプラットフォームです(図 12)。 48 個の固定ポートを搭載した Cisco Nexus 9372PX/9372PX-E、9372TX/9372TX-E、9396PX、および 9396TX は、最も密度の高い 1 RU サーバ構成でもサポートできるだけの十分なポート数を備えています。このスイッチを 2 台使用することで、ラック内の各サーバへの冗長接続を構築し、まだポートに余裕があります。図 8 に示した構成では、各スイッチからのアップリンク容量が 480 Gbps のため、各サーバに 10 Gbps の帯域幅を提供できます(オーバーサブスクリプションなし)。 Cisco Nexus 9300 プラットフォームでは、複数のラック(またはポッド)を使用して、高密度の 1 RU サーバ群を構成できます。たとえば、96 ポートの Cisco Nexus 93128TX と 93120TX では、2 台のラックに搭載されたすべてのサーバに対して 10 ギガビット イーサネット接続を提供できます。また、このスイッチを 2 台使用すると、完全な冗長構成を実現できます。2 RU サーバを使用した密度の低い構成の場合、MoR 構成の Cisco Nexus 9300 プラットフォームでは、サーバ ラックの台数をさらに増やすことができます。 図 12. ToR 構成の Cisco Nexus 9300 プラットフォーム スイッチ エンドオブロー アクセス レイヤ スイッチ Cisco Nexus 9300 プラットフォーム スイッチは、ToR スイッチとして優れているだけでなく、MoR/EoR アクセスレイヤ スイッチとしても構成できます。これらのスイッチは、1/10 ギガビット イーサネット接続を介して、以下を含むほぼすべてのブレード サーバまたはラック サーバに接続できます(図 13)。
Cisco Nexus 9396PX、9372PX、および 9372PX-E は、10/40 ギガビット イーサネット対応のファブリック エクステンダ、Dell および HP 製のブレード シャーシに設置された Cisco Nexus B22 ブレード ファブリック エクステンダ(図示していません)、および 10 ギガビット イーサネット対応のサーバおよびシステム(Cisco UCS など)を接続するために使用できます。Cisco Nexus 9372TX、9372 TX-E、9396TX、93120TX、および 93128TX は接続性に優れており、10 GBASE-T ポートを搭載した多数の 10 ギガビット イーサネット対応ブレード サーバまたはラック サーバに接続できます。 図 13. EoR アクセス レイヤ スイッチとしての Cisco Nexus 9300 プラットフォーム スイッチ(Cisco ファブリック エクステンダ テクノロジーを利用する場合と利用しない場合) コラプス状態のアクセス/アグリゲーション レイヤ 図 14 に示すように、Cisco Nexus 9300 プラットフォームを Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダと組み合わせて、コラプス状態のアクセス/アグリゲーション レイヤ スイッチを構築します。このスイッチは、物理的に分散していますが、一元管理が可能です。ファブリック エクステンダはそれぞれ、各ラックの上部または各ブレード サーバ シャーシ内に物理的に設置されますが、Cisco Nexus 9300 プラットフォーム スイッチのリモート ラインカードとして扱われ、帯域幅の柔軟なオーバーサブスクリプションにより、きわめて優れた拡張性をもたらします。ただし、管理は一元化されています。 各ラックの上部に Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダを設置すると、配線の複雑さを低減し、全体の消費電力を削減できます。また、管理ポイントの数が少なくなります。このアプローチでは、ToR ファブリック エクステンダを使用して各サーバ ラックの配線を事前に行うことができる「ラックアンドロール」導入モデルを容易に使用できます。この場合、データセンターに設置するのに必要な接続は、ネットワークのアップリンク接続と電源接続だけです。 図 14. コラプス状態のアクセス/アグリゲーション レイヤ(Cisco ファブリック エクステンダを使用) リーフ/スパイン型アーキテクチャ Cisco Nexus 9300 プラットフォーム スイッチは、リーフ/スパイン型アーキテクチャのリーフ スイッチとして最適な選択肢です(図 15)。Cisco Nexus 9500 プラットフォームと 9300 プラットフォームの両方を使用して構築したレイヤ 3 機能を利用すると、この 2 つのプラットフォームを等コスト マルチパス(ECMP)ルーティングと組み合わせて使用できるため、トラフィック フローを高速化し、障害発生時の再コンバージェンス時間を短縮できます。リーフ/スパイン型アーキテクチャの冗長性の程度によって、ワークロード配置の高い柔軟性と、可用性の向上が実現します。 図 15. リーフ/スパイン型アーキテクチャの Cisco Nexus 9300 および 9500 プラットフォーム Cisco NX-OS ソフトウェアの概要NX-OS は、パフォーマンス、復元力、拡張性、管理性、およびプログラマビリティを基盤として設計された、データセンター専用のオペレーティング システムです。このソフトウェアは、現在および将来のデータセンターにおける仮想化と自動化の厳しい要件を満たす、堅牢で包括的な機能セットを提供します。 Cisco Nexus 9000 シリーズは NX-OS の改良バージョンを使用します。改良バージョンは、シリーズの全スイッチをサポートする単一のバイナリ イメージを提供してイメージ管理をシンプルにします。このオペレーティング システムはモジュラ型で、各ルーティング プロトコル専用のプロセスに対応し、可用性を高めながら障害を切り分けます。プロセスで障害が発生しても、ステートを失わずにプロセスを再起動できます。ホット/コールド パッチおよびオンライン診断をサポートしています。 主な機能は次のとおりです。
Cisco Nexus 9000 シリーズ向けのこのソフトウェア パッケージは、Cisco Nexus アクセス スイッチとの一貫性を保ち、柔軟性と包括的なフィーチャ セットを提供します。デフォルトのシステム ソフトウェアには、包括的なレイヤ 2 のセキュリティおよび管理フィーチャ セットが搭載されています。レイヤ 3 IP ユニキャスト/IP マルチキャスト ルーティング、Data Broker、Intelligent Traffic Director などの追加機能を有効にするには、追加ライセンスをインストールする必要があります。表 5 に、各種の高度な機能を有効にするために利用できるソフトウェア パッケージとライセンスを示します。/p> 表 5. ソフトウェア パッケージとライセンス
サポートされる機能の一覧については、Cisco Feature Navigator [英語] を参照してください。 ソフトウェア要件Cisco Nexus 9000 シリーズは、Cisco NX-OS ソフトウェア リリース 6.1 以降をサポートしています。NX-OS は、このデータ シートに記載されているネットワーキング標準に準拠したネットワーキング オペレーティング システム(Cisco IOS® ソフトウェアなど)と相互運用できます。 Cisco Nexus 9000 シリーズは、モジュラ スイッチ(Cisco Nexus 9500 プラットフォーム)と固定ポート スイッチ(Cisco Nexus 9300 プラットフォーム)の両方をサポートする単一のバイナリ イメージを使用して、64 ビットの Linux カーネル(リリース 3.4.10)上で NX-OS を実行します。ソフトウェア イメージは NX-OS ソフトウェア リリース 6.1(2) をベースにしています。また、Linux の標準的なキックスタート プロセスを介してスイッチを起動できるよう、この 1 つのイメージに Linux カーネルと NX-OS の両方が組み込まれています。 最新のソフトウェア リリース情報と推奨事項については、http://www.cisco.com/jp/go/nexus9000/ の製品速報を参照してください。 仕様表 6 に、Cisco Nexus 9300 プラットフォーム スイッチの仕様を示します (機能のサポート情報については、ソフトウェアのリリース ノートを参照してください)。 パフォーマンスと拡張性 表 6. 製品仕様
* 実際の最大数はシステムの転送モードによって異なります。特定のソフトウェアで検証された、最新かつ正確な拡張値については、『Cisco Nexus 9000 Series Verified Scalability Guide(Cisco Nexus 9000 シリーズ検証済みスケーラビリティ ガイド)』[英語] を参照してください。 環境特性表 7 に、Cisco Nexus 9300 プラットフォーム スイッチの環境特性を示します。また、表 8 に重量を示します。 表 7. 環境特性
表 8. 重量
適合標準規格表 9 に、Cisco Nexus 9300 プラットフォーム スイッチが準拠する適合規格の概要を示します。 表 9. 適合標準規格:安全性および EMC
サポートされている光ファイバ モジュール利用可能な光ファイバ モジュールとサポートされている各モジュールの最小要件となるソフトウェア リリースについては、を参照してください。 発注情報表 10 に、Cisco Nexus 9300 プラットフォーム スイッチの発注情報を示します。Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダは、Cisco Nexus 9300 プラットフォーム スイッチと一緒に注文していただくことも、個別にお買い求めいただくこともできます。 表 10. 発注情報
保証シスコでは、Cisco Nexus 9300 の導入の各段階でプロフェッショナル サービス、ソリューション サービス、製品サポート サービスを幅広く提供しています。 サービスとサポートシスコは、Cisco Nexus 9300 の導入の各段階でプロフェッショナル サービス、ソリューション サービス、製品サポート サービスを幅広く提供しています。
詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/services/ を参照してください。 * シスコ製品のみ Cisco Capital目標の達成を支援するファイナンス Cisco Capital は、お客様が目標の達成と競争力の維持に必要なテクノロジーを導入できるよう支援します。お客様の CapEx を削減し、成功を加速させ、投資金額と ROI を最適化します。Cisco Capital ファイナンス プログラムにより、ハードウェア、ソフトウェア、サービス、および補完的なサードパーティ製機器を柔軟に購入することができます。また、それらの購入を 1 つにまとめた計画的なお支払い方法をご用意しています。Cisco Capital は 100 ヵ国以上でサービスを利用できます。詳細はこちら 関連情報Cisco Nexus 9000 シリーズ、最新のソフトウェア リリース、および推奨事項の詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/nexus9000/ を参照してください。 |