データシートCisco ME 3400E シリーズ イーサネット アクセス スイッチCisco® ME 3400E シリーズ イーサネット アクセス スイッチは、イーサネット サービス接続向け宅内機器(CPE)を想定した次世代レイヤ 2/3 スイッチ シリーズです。これらの製品は、広く導入されている Cisco ME 3400E シリーズ イーサネット アクセス スイッチに基づいて設計されています。Cisco ME 3400E シリーズにより、サービス プロバイダーは次世代のキャリア イーサネット サービスに不可欠な 4 つの主要な特性(アベイラビリティ、柔軟性、管理性、およびセキュリティ)を提供できるようになります。 製品の概要サービス プロバイダーにとって扱いやすい機能を備えた Cisco ME 3400E シリーズは、Ethernet-to-the-Business(ETTB)VPN サービスをサポートするのに最適な第 2 世代のシスコ アクセス スイッチです。さらに、キャリア イーサネット ビジネス アクセスの展開に必要なハイ アベイラビリティとサービスの柔軟性を提供します。Cisco ME 3400E シリーズには先進的なレイヤ 2 VPN サービス機能と、レイヤ 3 VPN サービスへのアップグレード用のオプションとがデフォルトで搭載されています。これにより、サービス プロバイダーは将来の拡張に対応できるアウトオブザボックスのビジネス VPN ソリューションを得ることができます。 Cisco ME 3400E シリーズ(図 1)には、次の構成が用意されています。
図 1 Cisco ME 3400E シリーズ Cisco ME 3400E シリーズでは、2 種類の Cisco IOS® ソフトウェア フィーチャ イメージがあり、機能要件にあわせて選択できます。METROACCESS イメージは、拡張 QoS(Quality of Service)、レート リミット、安定性の高いマルチキャスト制御、包括的なセキュリティ機能を備えています。また、METROACCESS イメージは、802.1Q トンネリング、Layer 2 Protocol Tunneling(L2PT; レイヤ 2 プロトコル トンネリング)、Flex Link などの豊富なキャリア イーサネット アクセス機能を備えています。METROIPACCESS イメージはさらに、高度な IP ルーティング プロトコルのサポート、Multi-VPN Routing and Forwarding Customer Edge(Multi-VRF CE)、Policy Based Routing(PBR; ポリシーベース ルーティング)などの先進的なレイヤ 3 機能を備えています。 SFP ベースのギガビット イーサネット ポートには、1000BASE-SX、100BASE、1000BASE、Coarse Wavelength-Division Multiplexing(CWDM; 低密度波長分割多重)および、Dense Wavelength-Division Multiplexing(DWDM; 高密度波長分割多重)SFP トランシーバなど、さまざまな SFP トランシーバを装着できます。これらのポートは、低価格のギガビット イーサネット ポイントツーポイント接続を実現する Cisco Catalyst® 3560 SFP 相互接続ケーブルもサポートしています。 サービス プロバイダーが扱いやすいハードウェア通常、キャリア イーサネット アクセス スイッチは、オフィス ビルや集合住宅の小さなスペースに設置されるため、Cisco ME 3400E シリーズはコンパクトな外観サイズで設計されており、多様な設置方法に柔軟に対応します。さらに、コネクタの接続をすべて前面から行うことができるため、現場でのインストールやトラブルシューティングを容易に行うことができます。Cisco ME 3400E シリーズは業界標準に準拠するために、Network Equipment Building Standards Level 3(NEBS3)および ETSI 認定規格を取得しています。 業界標準のサービスキャリア イーサネットは、新しい接続サービスにおいて大きな成長が見込まれている分野です。キャリア イーサネットはシンプルで費用対効果に優れ、扱いやすいテクノロジーであるため、このテクノロジーを WAN に移行することでネットワーク接続が柔軟になるとともに、IT コストも削減できます。Cisco ME 3400E シリーズは、業界標準のレイヤ 2 サービスおよび QoS 機能への対応に関して Metro Ethernet Forum (MEF)9 および 14 で認定されています。 ギガビット イーサネット高帯域幅を必要とするアプリケーションの増加にともない、企業および個人のお客様両方から 100 Mbps を超えるアクセス速度が求められています。この要求に対応するため、Cisco ME 3400E シリーズでは、あらゆるキャリア イーサネット機能を備えたワイヤ速度のギガビット イーサネットを提供しています。1000 Mbps の速度によるギガビット イーサネットの帯域幅により、ネットワークへの新たな要求への対応、ボトルネックの軽減、およびパフォーマンスの向上を実現すると同時に、既存インフラストラクチャへの投資も保護できます。 キャリア イーサネット専用ソフトウェアCisco ME 3400E シリーズ ソフトウェアは、キャリア イーサネット マーケット向けに特別に設計されています。この製品シリーズには数多くの新しい機能が追加されており、サービス プロバイダーにとって最適なアクセス スイッチとなっています。また、デフォルト動作の多くが従来のイーサネット スイッチの動作とは異なるため、設定、管理、セキュリティ保護、トラブルシューティングを容易に行うことができます。 UNI/ENI/NNICisco ME 3400E シリーズ ソフトウェアには、イーサネット アクセス スイッチのユーザネットワーク インターフェイス/拡張ネットワーク インターフェイス/ネットワーク ノード インターフェイス(UNI/ENI/NNI)という概念が導入されています。ソフトウェアは各ポートの用途を識別できるため、効果的なデフォルト動作を数多く提供できます。表 1 に、UNI/ENI/NNI のデフォルト動作と利点の一部を示します。 表 1 UNI/ENI/NNI のデフォルト動作
ソフトウェア機能の柔軟な導入オプションCisco ME 3400E シリーズでは、METROACCESS、METROIPACCESS という 2 種類の Cisco IOS ソフトウェア フィーチャ イメージから用途に合わせた選択ができます。したがって複数サービスを展開するサービス プロバイダーは、必要に応じて機能拡張でき、費用対効果の高い形態でのサービス提供が可能です。つまり、当面必要のない機能に投資する必要はなく、将来必要となったときに簡単なソフトウェア アップグレードでその機能を導入することが可能になります。 表 2 に、Cisco ME 3400E シリーズ向け Cisco IOS ソフトウェア イメージの主な機能を示します。 表 2 Cisco ME 3400E シリーズ向け Cisco IOS ソフトウェア イメージの主な機能
次世代ビジネス アクセス サービス向けソリューションCisco ME 3400E シリーズは、高度なキャリア イーサネット ビジネス アクセスに必要なサービス アベイラビリティ、サービス柔軟性、サービス管理性、サービス セキュリティを提供するサービス プロバイダー向けに設計された製品です。 サービスのアベイラビリティ企業顧客のほとんどが、専用線ネットワークと同じレベルのアベイラビリティをキャリア イーサネットに期待しているため、サービスのアベイラビリティの向上は、サービス プロバイダー ネットワークに不可欠な要素です。Cisco ME 3400E シリーズは、現場交換可能な内蔵型冗長電源装置とファン モジュールをサポートしています。サービス プロバイダーがサービスのアクティブ化とトラブルシューティングを迅速に実行できるように、Cisco ME 3400E シリーズにはトラフィック ループバック機能が備わっているため、サービス プロバイダーはリモートでサービスを確認および監視できます。また、4 つの外部アラーム入力により、サービス プロバイダーは、障害が発生する前に、スイッチの環境条件の変化に迅速に対応できます。 ネットワーク全体でサービスのアベイラビリティをさらに向上させるために、Cisco ME 3400E シリーズは 50 ミリ秒未満のフェールオーバーに対応した Flex Link、Resilient Ethernet Protocol(REP)、リンクステート トラッキング、IEEE 802.1w Rapid Spanning Tree Protocol(RSTP)、Per-VLAN Rapid Spanning Tree Plus(PVRST+)、および Cisco Hot Standby Router Protocol(HSRP)を提供します。これらの機能により、冗長性のあるフェールセーフ型のトポロジが作成されます。3 層(ネットワーク、スイッチ、および加入者)に組み込まれた強力なセキュリティにより、デバイスおよびネットワークは悪意のある攻撃にさらされずに済むため、ネットワークの稼働時間が増加します。 REP はシスコ独自のプロトコルで STP に代わるプロトコルとして、ネットワーク ループの制御、リンク障害の処理、コンバージェンス時間の改善を実現します。REP は、レイヤ 2 ネットワークの高速かつ予測可能な再コンバージェンスを可能にします。また、REP は VLAN ロード バランシングをサポートするため、冗長リンクを効率的に利用できます。 サービスの柔軟性キャリア イーサネット テクノロジーを採用する企業が増えるにつれて、新たなサービスを提供する能力がサービス プロバイダーに求められるようになります。Cisco ME 3400E シリーズが提供する 1:1 の VLAN 変換により、エンド カスタマーはコア サービス プロバイダーのネットワークに影響を与えることなく、独自の内部 VLAN を柔軟に選択できます。サービス プロバイダーは 1 つの UNI(ユーザ ネットワーク インターフェイス)で複数の EPL(イーサネット専用線)サービスを提供しなければならない場合があります。Cisco ME 3400E シリーズの選択的 QinQ 機能を使用すると、サービス プロバイダーは 1 つの UNI で複数の Ethernet Virtual Private Line(EVPL)サービスを提供できます。次世代のエンタープライズ サービスのニーズに対応するために、顧客はさまざまなタイプのアプリケーションをサポートするより多くの QoS 機能を求めています。顧客からの厳しい QoS 要件にも応えるために、Cisco ME 3400E シリーズは、入力ポートのバイト レベルの統計情報と内部から外部への CoS マッピングを使用して、2 レート、3 色のポリサーを提供します。これにより、サービス プロバイダーは、利益率の高い差別化サービスを提供できます。 サービスの管理性今日の高度なネットワーク環境では、サービス プロバイダーは運用コスト(OpEx)を削減し、利益率を向上させる方法を常に模索しています。Cisco ME 3400E シリーズは次のツールを提供することで、サービス プロバイダーがイーサネット サービスの管理を簡素化できるようにします。 トラフィック ループバック機能により、サービス プロバイダーは、コストのかかるトラック ロールを行わなくても、新しいサービスと既存のサービスのアクティブ化およびトラブルシューティングを実行できます。電源喪失を示すアラート「Dying Gasp」 と 4 つの外部アラーム入力により、リモート サイトでの変更を検出することで、サービス プロバイダーは機器の状態を管理できます。また、イーサネット管理ポートによって、サービス プロバイダー専用のアクセスが提供され、スイッチを監視およびプロビジョニングできます。 さらに、Cisco ME 3400E シリーズは Generic Online Diagnostics(GOLD)および Onboard Failure Logging(OBFL)を備えているため、サービス プロバイダーは潜在的な問題を未然に回避し、問題が発生した場合はトラブルシューティングおよび診断を行うことができます。また、Embedded Event Manager(EEM)、イーサネット Operations, Administration, and Management(OAM)、および Time-Domain Reflectometer(TDR; タイム ドメイン リフレクトメータ)などの包括的なツール セットを提供することで、サービス プロバイダーがイーサネット サービスを管理できるようにします。 サービスのセキュリティ加入者セキュリティは、お客様間の保護に役立ちます。お客様同士が影響を与え合わないようにすることは、複数のお客様で共有デバイスを使用する場合の主要な課題です。Cisco ME 3400E シリーズは、複数の機能によってこの課題に対処しています。UNI/NNI 機能は、お客様ごとにトラフィックを分離する回線型の動作を実現します。DHCP スヌーピング、DAI、IP ソース ガードを使用すれば、MAC アドレスや IP アドレス、ポート情報に基づいて個々のお客様を識別し、悪意のあるユーザによるアドレスを偽装した中間者攻撃(man-in-the-middle 攻撃)を防ぐことができます。 スイッチ セキュリティは、外部攻撃からスイッチ自体を保護するためのものです。Cisco ME 3400 シリーズには、CPU とコンフィギュレーション ファイルを攻撃から保護する機能が用意されています。CPU はイーサネット スイッチの重要なコンポーネントで、プロセス制御プロトコルやルーティング アップデートを処理します。DoS 攻撃によって CPU が過負荷状態になると、これらの制御パケットが廃棄され、ネットワークが停止する恐れがあります。このような攻撃から CPU を保護するための方策として、設定可能なコントロール プレーン セキュリティやストーム制御などの機能があります。また、メモリを保護する機能としてポート セキュリティ機能があります。この機能を使用すると、各加入者が使用可能な MAC アドレス数を制御できるため、大量のトラフィックでスイッチのメモリが枯渇するのを防ぐことができます。 ネットワーク セキュリティ機能は、すべての着信トラフィックをフィルタリングして、有効なトラフィックのみがスイッチを通過するように制御することです。Cisco ME 3400E シリーズ スイッチは、Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)や IEEE 802.1X 認証などの機能を使用して、スイッチ経由でのトラフィック伝送が許可されているユーザやパケットを識別します。 表 3 に、セキュリティ ソリューションの主な機能を示します。 表 3 包括的なセキュリティ ソリューションの各分野における主な機能
スイッチ管理オプションCisco ME 3400E シリーズでは、優れた機能を持つ CLI(コマンドライン インターフェイス)を利用して詳細な設定を行うことができます。また、CiscoWorks および SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)によるネットワーク全体の管理もサポートします。サービス プロバイダーは、自社の Operations Support System(OSS; オペレーション サポート システム)に Cisco ME 3400 シリーズをトランスペアレントに統合して、フロースルー プロビジョニングの強化を図れます。 サービス プロバイダーは、Cisco ME 3400E シリーズの管理に SNMP バージョン 2 およびバージョン 3 を使用することもできます。また、豊富な MIB を使用して、Cisco ME 3400E シリーズのトラフィック情報を収集することもできます。 イーサネットの保守運用管理とプロビジョニングイーサネットがメトロポリタンおよびワイドエリアのネットワーキング テクノロジーとして登場して以来、OAM & P(保守運用管理とプロビジョニング)用の新しいプロトコルの必要性も高まってきました。サービス プロバイダー ネットワークは、加入者の増加にともなって巨大化、複雑化しているほか、多くの場合、エンドツーエンドのサービスを企業に提供するために、さまざまなオペレータと連携する必要があります。企業顧客の需要に応えるために、サービス プロバイダーは、Mean Time To Repair(MTTR; 平均修復時間)を短縮し、サービス アベイラビリティを向上させる必要があります。イーサネット OAM & P 機能がこうした課題に対応することで、サービス プロバイダーは、キャリアクラス サービスの提供が可能になります。 Cisco ME 3400E シリーズは、IEEE 802.1ag Connectivity Fault Management、IEEE 802.3ah Ethernet First Mile、Ethernet Local Management Interface(E-LMI)プロトコルなど、業界標準の OAM & P ツールをサポートしています。IEEE 802.1ag ツールはエンドツーエンド イーサネット ネットワークのモニタリングとトラブルシューティングに利用できるため、サービス プロバイダーは接続のチェック、ネットワークの問題の特定、ネットワークの問題の影響を受けたお客様の特定が可能になります。MEF が開発した E-LMI プロトコルにより、サービス プロバイダーは、サービス設定情報やステータス情報をカスタマー エッジ デバイスに送信できます。また、Cisco ME 3400E シリーズは、顧客機器とサービス プロバイダー ネットワーク間のリンクのモニタリング、リモート障害表示、ループバック、OAM 検出に対応した、IEEE 802.3ah Ethernet in the First Mile(EFM)規格をサポートしています。 アプリケーションサービス プロバイダーは、Cisco ME 3400E シリーズ スイッチを使用することで、ETTB マーケットにおいて、レイヤ 2 VPN サービス、レイヤ 3 VPN サービスといった収益性の高い各種の差別化サービスを提供できます。 インテリジェント イーサネットの境界企業のワイヤリング クローゼット内の TDM 回線に代わってイーサネット回線が使用されるのにともない、境界デバイスの交換も必要になります。従来、サービス プロバイダーは、境界デバイスを使用して管理責任を分離してきました。境界デバイスによりサービス プロバイダーは、カスタマーのワイヤリング クローゼットまで、回線のあらゆるところでモニタリングおよびトラブルシューティングを行うことが可能になります。Cisco ME-3400EG-2CS スイッチは、イーサネットベースのネットワーク向けに同じ機能を提供します。業界標準のイーサネット OAM & P 機能およびトラフィック ループバックを備えた Cisco ME 3400EG-2CS では、イーサネット回線のモニタリングおよびトラブルシューティングをリモートで実行できます。この機能により、ネットワーク障害のトラブルシューティングで現場に出向く回数が減るため、運用コストが大幅に削減されます。また、Cisco ME-3400EG-2CS は、QoS、イーサネット セキュリティ、マルチキャストなど、Cisco ME 3400E シリーズの他のスイッチと同じインテリジェントな機能も備えています。 レイヤ 2 VPN サービスレイヤ 2 VPN サービスを利用すると、お客様はプライベート接続を使用することなく、サービス プロバイダー ネットワーク経由でリモート オフィスを相互に接続できます。Cisco ME 3400E シリーズには 802.1Q トンネリングや L2TP などの機能が備わっているため、キャリア イーサネット アクセスでの使用に最適です。Cisco ME 3400E シリーズを使用すると、サービス プロバイダーは大規模〜中規模企業向けにレイヤ 2 VPN サービスを提供できます(図 2)。この場合、一般には、オフィス ビルの地階に設置されて複数のお客様が Customer Located Equipment(CLE; 顧客配置機器)として利用します。 図 2 レイヤ 2 VPN サービス レイヤ 3 VPN サービスレイヤ 3 VPN もまた、サービス プロバイダーが提供する一般的なサービスです。レイヤ 3 VPN サービスには、各種の伝送テクノロジー、拡張 QoS、高度なセキュリティを、共通のコントロール プレーンで実現できるという利点があります。Cisco ME 3400E シリーズでは、Multi-VPN Routing and Forwarding Customer Edge(Multi-VRF CE)機能を使用してお客様ごとに個別のルーティング テーブル機能を提供します。これにより、お客様のルーティング情報は確実に分離されます(図 3)。 図 3 レイヤ 3 VPN サービス モバイル バックホール サービスモバイル データ トラフィックの爆発的な増大にともない、サービス プロバイダーはモバイル ネットワークの帯域幅を拡大する必要があります。簡易性、スケーラビリティ、および低コストという特性を備えているイーサネットは、モバイル バックホール ソリューションとなり、多くのサービス プロバイダーが必要なデータ トラフィックの容量を提供するために、このソリューションを利用しています。Cisco ME 3400E シリーズは、モバイル バックホールの構成に不可欠な +24V DC、冗長電源、温度範囲の拡大(最大 65°C、モデルおよび構成により異なる。詳細については表 9 を参照)などをサポートしています。さらに、Cisco ME 3400E シリーズは、イーサネット OAM およびトラフィック ループバックを備えており、サービス プロバイダーが遠隔の基地局のトラフィックをリモートで監視およびトラブルシューティングできるようにします。また、Cisco ME 3400E シリーズにより、サービス プロバイダーは、高度な QoS 機能をともなう柔軟性に富んだレイヤ 2 SLA の提供が可能になります。 図 4 モバイル バックホール サービス 主な機能と利点表 4 に、Cisco ME 3400E シリーズの機能および利点を示します。 表 4 機能と利点
製品仕様表 5 に、Cisco ME 3400E シリーズ イーサネット アクセス スイッチの製品仕様を示します。 表 5 製品仕様(暫定的なデータであり、変更される場合があります)
電源仕様表 6 に、Cisco ME 3400E シリーズの電源仕様を示します。 表 6 電源仕様(暫定的なデータであり、変更される場合があります)
管理および規格表 7 に、Cisco ME 3400E シリーズの管理と規格に関する情報を示します。 表 7 管理および規格
安全性および適合規格表 8 に、Cisco ME 3400 シリーズの安全性および適合規格を示します。 表 8 安全性および適合規格
表 9 に、Cisco ME 3400E シリーズの動作温度情報を示します。温度範囲は、使用する SFP と、スイッチ内で動作する FRU の数により異なります。 表 9 ME 3400E シリーズの温度範囲
発注情報表 10 に、Cisco ME 3400E シリーズの発注情報を示します。シスコ製品の購入方法の詳細は、「購入案内」を参照してください。 表 10 発注情報
サービスおよびサポートシスコは、お客様がそのネットワークサービスを最大限に活用するため、各種サービスプログラムを用意しています。これらのサービスは、スタッフ、プロセス、ツールをそれぞれに組み合わせて提供され、お客様から高い評価を受けています。ネットワークへの投資を無駄にすることなく、ネットワーク運用を最適化しネットワーク インテリジェンスの強化や事業拡張を進めていただくためにシスコのサービスを是非お役立てください。サービスについての詳細は、以下の URL を参照してください。 テクニカル サポート サービス シスコシステムズでは TCO の削減に取り組んでいます。シスコ製品を効率的に運用してハイアベイラビリティを維持するとともに、最新のシステム ソフトウェアの利点を活用していただけるよう、豊富なテクニカル サポート サービスを用意しています。表 11 に示すサービスおよびサポート プログラムは、シスコ キャリア イーサネット スィッチング サービスおよびサポート ソリューションの一環として提供され、直接シスコから、あるいは代理店を通じてご利用いただけます。 表 11 サービスおよびサポート
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||