この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ミッションクリティカルなワークロードに適した優れたパフォーマンス
ブレードサーバーの高密度実装とケーブル接続本数の少なさの利点に加えて、ラックサーバーの拡張性も備えたサーバーがあるとしたらどうでしょうか。これを実現するのが、かつてないほど迅速に運用を開始できるi Cisco UCS® 製品です。Cisco Intersight を利用した Cisco UCS X シリーズは、さまざまなイノベーションを基に、ハイブリッドクラウド運用モデルに向けたコンピューティングのオンプレミス展開を変革するために設計されました。
Cisco UCS X410c M7 コンピューティングノードは、ミッションクリティカルな 4 ソケットサーバーです。ミッションクリティカルなエンタープライズ アプリケーション、メモリ集約型アプリケーション、ベアメタル、仮想ワークロードといった広範なユースケースで、優れたパフォーマンスと効率性を実現できるよう設計されています。
このサーバーには第 4 世代 Intel Xeon Scalable Processor が搭載され、合計で最大 16 TB のシステムメモリを利用できます。X410c M7 に最適なワークロードは次のとおりです。
● SAP および SAP HANA
● Microsoft SQL Server
● Oracle データベース
● Epic
● データウェアハウス
● 仮想デスクトップ インフラストラクチャ(VDI)などの大規模な仮想環境
● リアルタイム処理が必要な財務アプリケーション
● Java ベースのワークロード
● サーバーの統合
● インメモリデータベース
● ビッグデータ分析
Cisco UCS X410c M7 サーバーは、接続テクノロジーに合わせてシームレスにアップグレードされます。グラフィック アクセラレーションを必要とするワークロードを実行する場合は、サーバあたり 2 台のドライブと最大 2 基の GPU を使用できます。さらに Cisco UCS X-Fabric テクノロジーを使用して、最大 8 基まで GPU を追加することも可能です。
Cisco Customer Experience(CX)のカスタム クイック スタート ソリューションを使用すれば、リスクを抑えながら Cisco UCS X シリーズ テクノロジーの実装をすばやく成功させることができます。CX エキスパートが、設計の作成、導入の前提条件の検証、ワークロードの構成をサポートします。また、エキスパートはお客様と連携してシステム正常性のベースラインを確立します。さらに、お客様のチームを対象に、新しいソリューションの使用方法のトレーニングも実施します。お客様の信頼できるパートナーとして、35 年以上にわたって大規模なテクノロジー実装を主導してきた経験に基づく専門知識、ベストプラクティス、インサイトを駆使して、お客様が Cisco UCS ソリューションを順調に運用開始できるようにサポートします。
● 第 4 世代の Intel® Xeon® Scalable Processor と拡大したメモリ帯域幅により、アプリケーションのパフォーマンスが向上します
● 4 基の CPU を搭載しているため、きわめて負荷の高いワークロードにも対応できます
● 従来のサーバーを最新世代のモジュラサーバーに統一することで、電源、冷却、管理、保守の運用コスト(OpEx)を削減できます
● Cisco Intersight® により、ハイブリッドクラウド インフラストラクチャの管理を簡素化できます。Cisco Intersight は、分析に基づいてプロアクティブな自動化とサポートを提供する Software-as-a-Service(SaaS)管理プラットフォームです。自動化されたアクションにインテリジェンスを組み合わせることで、コストを大幅に削減できると同時に、解決までの時間を短縮できるので、IT 担当者はミッションクリティカルなプロジェクトや付加価値の高いプロジェクトに注力できます
● 4 基の第 4 世代 Intel Xeon Scalable Processor(ソケットあたり最大 60 個のコア)
● メモリ:
◦ 64 基の DIMM スロット(CPU ソケットあたり 16 枚の DIMM)
◦ 4800 MT/s DDR5 メモリ(搭載 CPU に応じてこれ以外のメモリ速度も選択可能)
◦ 64 X DDR5 DIMM(256 GB DIMM)により最大容量 16 TB2
● 仮想インターフェイスカード:
◦ マザーボード上の Cisco UCS VIC 15231 モジュール型 LAN(mLOM)、2 ポート、2 X 100 Gbps
◦ Cisco UCS VIC 15420 mLOM、4 ポート、4 X 25 Gbps
◦ Cisco UCS VIC 15422 メザニン、4 ポート、4 X 25 Gbps
● 最大 6 台の SAS/SATA または NVMe ディスクドライブ
● M.2 ブートオプション:
◦ 最大 2 台の 960 GB SATA(オプションのハードウェア RAID あり)
◦ 最大 2 台の 960 GB NVMe(Intel VROC RAID を使用)
● Cisco® FlexStorage RAID コントローラ、Cisco FlexStorage パススルー、または 2 台のドライブと最大
2 基の GPU に使用できる 1 基のフロントメザニンスロット
● オプションで、1 つの X440p PCIe ノードを Cisco X-Fabric テクノロジーで接続し、最大 4 基の GPU をサポートすることも可能1
Cisco UCS X410c M7 コンピューティングノードによるインフラストラクチャの近代化については、データシートまたはスペックシートをご覧ください。Cisco UCS X シリーズの詳細については https://cisco.com/jp/go/ucsx を、すべての Cisco UCS サーバーについては https://www.cisco.com/jp/go/ucs をご覧ください。