動的な特性を持つクラウド環境では、頻繁にネットワークの変更を適用し、実行する必要があります。こうしたネットワークは、ファイアウォール、ロード バランサ、ルータ、スイッチなど、何千もの仮想サービス要素で構成されることがあります。こうしたネットワークの管理を、Cisco Prime Network Services Controller がどのように簡素化できるのかを紹介します。
Cisco Prime Network Services Controller は、ネットワーク仮想サービスに対して一元化されたマルチ デバイスおよびポリシー管理を提供します。ネットワーク構成プロセスを自動化するため、スタッフは負担から解放され、ネットワーク環境の最適化に専念できるようになります。Cisco Prime Network Services Controller は、より高い拡張性とともに、ポリシーの標準化と一貫した施行をサポートします。
このソリューションは、Cisco Nexus 1000V スイッチ、Cisco ASA 1000V クラウド ファイアウォール、Cisco Virtual Security Gateway(VSG)、Cisco Cloud Services Router 1000V、または Citrix NetScaler VPX/1000V で利用できます。これら製品と組み合わせることで、このソリューションは次のことを実現します。
さらに、中断のない管理モデルを提供することで管理上の職務の分離および管理ミスが低減でき、セキュリティ チームとサーバ チームのコラボレーションが可能になっています。
Cisco Prime Network Services Controller は Cisco Nexus 1000V Virtual Supervisor Module(VSM)と協調して機能し、IT 部門全体にわたる運用とコラボレーションを強化します。
Cisco Virtual Security Gateway(VSG)および ASA 1000V インスタンスのセキュリティ プロファイルをオーサリングおよび管理します。
VMware Virtual Center からプログラマチック インターフェイスを使用して、ポート プロファイルや Cisco Nexus 1000v 仮想スイッチのオーサリングと管理ができます。
VMware vCenter で適切なポート プロファイルを選択し、インスタンス化された仮想マシンと関連付けます。
より安全に企業ネットワークをパブリック クラウドへと拡張できます。詳細については、Cisco Nexus 1000V InterCloud ページを参照してください。
Prime Network Services Controller は Data Center Network Manager(DCNM)と統合し、VSG、ASA 1000V、CSR 1000V、Citrix NetScaler VPX および 1000V のネットワーク サービスをサポートします。
管理およびインフラストラクチャ プロビジョニング ツール(シスコおよびサード パーティ製)は、Cisco Prime Network Services Controller のノースバウンド XML API を使用して仮想サービスを管理できます。
Cisco Prime Network Services Controller は、VMware vCenter および Microsoft System Center Virtual Machine Manager(SCVMM)を含む複数の仮想マシン(VM)マネージャをサポートします。
Cisco Prime Network Services Controller を購入したお客様は、トレーニング ビデオの視聴のほか、Cisco Prime Network Services Controller チームとのやり取りができます。サイトを参照 [英語]